先日、呉キャンパスで音楽座ミュージカルの皆さんによる「シアターラーニングワークショップ」が開催され、薬学部の新入生を中心に、薬学部や健康科学部医療栄養学科の教員等が参加しました。開始２０分前くらいから体育館中央のステージでスタッフの方がパントマイムをしておられ、早く入場した学生さんを指名してステージに上がってもらい、身振り手振りで指示された学生さんがとまどいながらも体を動かしておりました。学生さんが立ち替わりでステージに上がってくれましたが、どの学生さんも積極的に参加してくれ、ちょっと感動しました。そのような開始前のパントマイムパフォーマンスの後、いよいよワークショップです。学生さんの積極性に触発され、私からも新入生のみなさんに大袈裟なジェスチャーをしてから冒頭の挨拶をしました。

ワークショップは基本的にはペアや4-5名のグループで、「殻を破る」「失敗したら誰かが自然とカバーする」などをテーマにさまざまなワークが行われました。ジェスチャーも伴って高い声を出すワークでは手をあげるだけでなくジャンプするなど、教員もしっかりと「はじけて」いました。コロナ禍でなければ、一緒に歌うような機会もあったのでしょうが、上手に盛り上げてくださり、終始楽しく過ごすことのできた２時間半でした。

新入生の皆さんは入学して約２週間での体験でしたが、これから６年間一緒に勉強する仲間との一体感が出てきたのではないでしょうか。学生生活ではいろいろな困難があるでしょうが、チームで乗り切ってもらいたいと思います。