土砂崩れ斜面の植樹会

2022年10月18日

広島では、2018年西日本豪雨による土砂崩れで大きな被害がでました。本学の東広島キャンパスに隣接する前平山でも土砂崩れが起こり、4年経った今でも治山事業が進められています。当日は、ボランティアの学生さんが50人くらい集まってくれるだろうと想定していたのですが、その2倍の学生さんが集まってくれ、嬉しい限りです。土砂崩れが起きた箇所は、地肌が露出して痛々しく感じられますが、山裾の比較的平らな場所に、林野庁の方のご指導のもと、一時間ちょっとで、約500本の松の苗木を植えました。

数十センチ掘ってから植樹するのですが、土砂が流れた跡、ということで石が多く、場所によっては掘るのが大変でした。中には直径数十センチもあるような岩も混じっている状況です。堀った後を埋めるのも、石をできるだけ除くようにという指導でしたので、これにも少し苦労しました。私も職員や学生さんと一緒に15本程度植樹しましたが、この日は快晴で、10月も半ばというのに暑い日でしたので、かなり汗をかいてしまいました。シャツの着替えを持ってきておくべきだった、と反省です。

林野庁の方によると通常の植樹はもっと少ない人数で行っており、100人規模での植樹は経験がないとの事でしたが、大きなトラブルもなく無事終えることができました。参加して下さった皆さん、準備をしてくださった皆さん、ありがとうございました。来年も植樹を計画しておられるそうですので、時間があれば参加して下さい。今年植えた苗木が無事育っているのを見るためにも、私も是非参加したいと思います。