大学競宴 シャレオ大学生コンサート
今年も県内の大学の学生さんによる「第9回シャレオ大学生コンサート」が開催されました。最近の2年間はコロナ禍のために、録画での実施でしたが、今年はリアルに、広島市中区のシャレオでの開催です。県内の大学生、200名以上が参加しました。
本学からは「フォークギター部&呉アコースティックギター部」が出演しました。もう1団体出演する予定でしたが体調不良のため出演辞退となってしまい残念でした。フォークギター部からは、東広島キャンパスの学生さんがオリジナル曲の「ミカヅキノマチ」を披露しました。歌だけのパートもあったりと、曲も歌詞もじっくりと聞かせてもらえる演奏でした。
呉アコースティックギター部の学生さんは、最近流行り出したというスラム奏法で「翼」というギターのみの曲を披露してくれました。スラム奏法の特徴なのでしょう。ギターの指で押さえる板の部分や中央の穴の上の方などを叩いたりしながらの演奏で、音だけでなく手の動きでも魅せてくれました。
「シャレオ大学生コンサート」は広島県内の大学を中心とした組織である「教育ネットワーク中国」が主催のイベントです。始めから最後まで見学している方もおられるとのことですし、私自身も「大学生が一緒に活動しているのはいいですね」という見学していた方からの感想を聞くことができました。
コロナ禍で思うようにできていなかった活動が、徐々に再開してきています。今回のコンサートでもマイクを他のメンバーに渡す際に消毒をするなど感染に気をつけながら行っており、負担は増えていますが、リアルでの交流はやはりいいですね。
一方で、オンラインでの交流は時間や場所にとらわれないなどの利点もあります。一般的なシステムでは遅延の関係からオンラインで共同して演奏するというのは難しいのですが、遅延の少ない技術もでてきています。バーチャルリアリティの活用など、これからの交流様式はどんどん多様化していくでしょう。リアルとICT技術とをうまくミックスした活動に期待しています。