中国留学生送別会へ行ってきました

2023年03月14日

先日、広島県日中親善協会主催の「交流の夕べ・中国からの留学生送別会・激励会」が開催されました。大学関係者では、広島県内の5大学1専門学校から留学生や教職員が参加しておられました。留学生全員を招くわけにもいかないということで、本学からは、今年3月に卒業する学生と在学生の2名、そして私を含め2名の教職員が参加しました。

コロナ禍のため、この会もリアルでの開催は久しぶりとのことでした。そのためもあるのでしょうが、初めて参加する、という方が多かった印象です。私自身も初めての参加でしたが、楽しい時間を過ごすことができました。

テーブルごとに分かれて会食をしましたが、私と同じテーブルには本学を卒業する学生の他に、もう一人中国人の方が一緒でした。その方は、昨年広島県で就職しており、この会の前日まで中国に帰国していたそうです。就職したらなかなか帰国できないだろうと思っていたとのことですが、職場で配慮してもらえたのでしょう、良かったです。本学を卒業する学生が語ってくれた将来のビジョンに対して、同じテーブルの日本人の方から「しっかりしている」と感想をもらえ、誇らしく思いました。日中関係には大きな可能性があると同時に課題も抱えていますが、このような機会は日中友好に重要だと再認識しました。

アトラクションとして、広島ジュニアマリンバアンサンブルの皆さんによる演奏もありました。かなり小さい子供もおられ、会場からは「かわいい」という言葉も聞こえてきましたが、全身を使った演奏は素晴らしいものでした。「ヒロシマ国際平和文化活動推進団体」に認定され、国内外で演奏会を行い、数々の賞も受賞されているとのことで納得です。

本学は来たる4月に開学25周年を迎えます。新たな将来像「ともにしあわせになる学び舎〜ひとをつなぎ くらしをつなぎ 未来へつなげる〜」に向けて、地域の方との連携も活発化させていきます。コロナ禍で中断していた海外との連携も徐々に復活させ、さらに充実させていきたいと思います。