台湾から慈濟科技大学一行来校!

2023年04月11日

4月6日に台湾の慈濟科技大学から、羅学長をはじめとして看護学部長など6名の方と、通訳として日本の方1名が来校されました。慈濟科技大学は台湾東部花蓮にある大学です。2017年に連携協定を結び、慈濟科技大学の学生さんが本学へ研修へ来られたり、慈濟科技大学の入学式へ本学の副学長などが招かれるなど、交流を続けています。私も慈濟科技大学を2度訪問しており、今回の訪問団の方とも新入職員のお一人を除いてお会いしたことのある方ばかりでした。羅学長は本学の2018年度入学宣誓式に来賓として出席いただいたおり、2度目の本学訪問です。

訪問団と本学関係者の顔合わせの後、本学の診療放射線学科の施設と、短時間ですが救急救命学科、総合リハビリテーション学科義肢装具学専攻の施設も見ていただきました。診療放射線学科の充実した施設・設備、日本でも珍しい実習室内の救急車モデルや義肢装具作製の3Dプリンタ活用など、質問も多く、興味深く見学頂いたと思います。

来校日の4月6日の週は、本学では新入生歓迎ウイークとして、クラブ紹介イベントやキッチンカーの出店などの学科イベントなどをしておりました。吹奏楽演奏などのイベントも楽しんでいただきました。昼食を挟んでの打ち合わせでは、スライドを用いて慈濟科技大学を紹介頂きましたが、私も招いていただいた2019年の開学30周年記念式典の際に合わせて開所式が開催された看護棟のスライドもあり、懐かしく見せていただきました。クラブ活動における学生交流や、本学への大学院生の派遣、慈濟科技大学で開催される国際学会への本学からの講師の派遣などについて協議しました。早速、今年から学生さんや教員との交流を再開できそうです。

今回の訪日では、本学の後、日本各地の協定校等を訪問されるそうです。また、慈済科技大学を設置している台湾の仏教団体である慈済基金会の日本分会も訪問されると聞きました。慈済基金会は東日本大震災の際にも義援金の寄付やボランティアを派遣してくださるなど、日本にも関係が深い団体です。

今回の慈濟科技大学一行の来校は、コロナ禍のためにストップしていた海外交流が再開したことを実感できる機会でした。語学研修などのリアルでの海外研修も今年度は復活しますので、コロナ禍前よりも充実した国際交流ができるよう取り組んでいきます。