本学は広国市民大学という市民大学を運営しており、東広島市、呉市、熊野町、広島市を中心に市民の方が入学してこられます。その入学式を4月22日に、呉キャンパスをメイン会場とし、オンライン会場も用意して開催しました。広国市民大学生の皆さん、おめでとうございます。また、広国市民大学を選んでいただき、ありがとうございます。広国市民大学で他の広国市民大学生とともに学ばれ、皆様の生活が豊かになること、そして皆様自身や周囲の皆様の「しあわせ」「ウェルビーイング」につながることを祈念しております。

入学式では、広国市民大学長で本学の堀副学長の挨拶に始まり、私の挨拶、広国市民大学のコース長２名によるコース内容紹介、基調講演を行いました。その後、呉キャンパスに集まっていただいた新入生と記念写真撮影を行い、呉キャンパスの施設見学も実施しました。

広国市民大学には複数のコースがあり、小学生から高齢の方まで、いろいろな年代の方が入学してこられますが、それらの方々にリアルに集まっていただくことができたのは嬉しい限りです。ただ、小学生には、施設見学は楽しめても、入学式は退屈な時間だったと思われるなど、課題もありました。来年度の入学式では、「広国市民大学生」同士が交流できる機会を作ることができないかなど、課題解決に向けての検討を「広国市民大学長」にお願いしました。

大学が市民大学を運営するのは全国的にも珍しい活動で、現在は主に本学教員が講師を務め、大学職員が運営しておりますが、将来的には、広国市民大学卒業生や本学の学生さんも講師や運営に関わってもらうことを考えています。本学では、「ともにしあわせになる学び舎〜ひとをつなぎ　くらしをつなぎ　未来へつなげる〜」の将来像のもと、学生さんへの学内での教育活動の他にも、広国市民大学をはじめとしてさまざまな活動をしております。様々な方々、団体と連携して、本学に関わる方々や地域の「しあわせ」「ウェルビーイング向上」に取り組んでまいりますので、これからも本学の活動へのご理解とご支援をよろしくお願いします。