今年も植樹ボランティアに参加
2023年10月16日
2018年の西日本豪雨では、本学の東広島キャンパスに隣接する前平山でも土砂崩れが起こり、5年以上経った今でも治山事業が進められています。それに伴い、地肌が露出して痛々しかったエリアも徐々に小さくなっています。その土砂崩れが起きたふもとの比較的平らな箇所に、林野庁の方のご指導のもと、害虫に強くスーパーマツと呼ばれるアカマツの苗木を約500本植えました。昨年に引き続いての植樹ボランティアです。
<楽しく植樹>
当日は、翌日からの大学祭準備に追われている学生さんもおられるなか、100名を超える学生さんと約20名の教職員が参加しました。今年は、昨年植樹した箇所より少し山頂よりのエリアへの植樹です。林野庁の方も植樹エリアを4つに分割したり、植樹場所に割り箸を立てたりなどの工夫をしてくださり、120人を超える本学ボランティアはスムーズに、また、怪我等もなく植樹を終えることができました。一人で植えていると、さっと学生さんが手伝いに来てくれたりもしました。皆で一緒に活動するのは気持ちいいですね。また、普段行わないことをするのも、楽しく感じます。
<成長を実感>
今年植樹したすぐ隣のエリアが昨年植樹したエリアで、今年植樹した苗木と比べると枝振もよくなり、高くなっているのがよくわかります。昨年自分たちが植えた木が成長しているのを見ると嬉しくなります。植樹ボランティアに参加してくれた学生さんが卒業する頃でも、1mに満たない高さかもしれませんが、しっかりと成長を続け、何十年かすれば、立派な林になっていることでしょう。本学の学生さんも一歩一歩、前に進んでくれれば、と思います。