もうすぐ卒業式 ― 桜と図書

2024年03月11日

3月に入り、卒業式の季節となりました。本学でも3月15日に卒業式(学位記・修了証書授与式)が開催されます。卒業に際して、今年度の卒業生の皆さんから、大学へ記念品を寄贈して頂きました。各学科で謝恩会を計画している学生さんが中心となって募金を募り、寄贈頂いたものです。卒業生の皆さん、ありがとうございました。

<東広島キャンパスでは大島桜>

東広島キャンパス所属の卒業生の皆さんからは、毎年、桜の木を寄贈して頂いており、各学科の卒業生代表や清水学長らの参加のもと、3月6日に植樹式がありました。野球場のグランドの外野を囲むように、一期生からの「大島桜」23本が並ぶこととなりました。これらの桜は、当初、大学正門近くに植えてあったのですが、育ちが悪いということで、現在の地へ移植されています。3月5日発表の広島の桜開花予想は3月24日ですので、卒業式の際にはまだまだでしょうが、4月2日の入学式の頃にはにぎやかに新入生を迎えてくれると期待しています。

<呉キャンパスでは図書>

呉キャンパス所属の卒業生の皆さんからは、ベンチや時計、図書など各年度の卒業生の皆さんが考えて寄贈して頂いています。今年度は、昨年度に続き、専門書を中心とした図書を寄贈頂きました。専門書は単価が高いので、学生さんが個人で揃えていくのはなかなか困難であり、呉キャンパスで学ぶ学生さんにとってありがたい限りです。呉キャンパスは3学科と設置学科数が少ないので東広島キャンパスでの植樹式と比べるとこじんまりとしていますが、一人一人の卒業生と話をする時間がしっかりとれた昨年度の寄贈式を思い出します。

<私もソメイヨシノを寄贈>

広島国際大学では、学長を退任すると桜を寄贈するのが慣わしとなっています。私も昨年10月末に学長を退任しましたので、ソメイヨシノの木を寄贈しました。卒業生の皆さんからの桜は野球場のレフト側からですが、歴代学長からの桜はライト側から植えてあります。桜の植え付けは、真冬や真夏はさけるべきといわれていることもあり、卒業生の皆さんの寄贈に合わせて、この時期に植樹してもらいました。少ないですが花芽もあるので、今年にも開花するかもしれません。楽しみです。