多様な学び発見!
7月オープンキャンパスを、20日(土)に呉キャンパス、21日(日)に東広島キャンパスで実施しました。同時に広国市民大学の子ども向けイベントも開催し、暑い中、多くの方に来ていただきました。ありがとうございました。日曜日には梅雨も明け、いよいよ「夏」というワクワクした雰囲気のなかでの開催でした。とはいっても、大学はちょうど期末試験の時期、ということもあり、試験勉強をしている学生さんの姿も多く見られました。
<遠方よりお越しいただきました>
健康スポーツ学部では、参加者の方にアンケートを取っていましたが、担当教員が「大阪からの来場者が多い」と首を傾げておりました。本学を設置している常翔学園の本部が大阪にあり、設置校の常翔学園中高と常翔啓光学園中高から多くの生徒さんとその保護者、教員にお越しいただいたので、その影響だと思います。とはいえ、岐阜から来ましたというご家族もおられ、高校が夏休みに入ったこともあり、遠方からお越しいただいたのだと思います。
<呉キャンパスのオープニングイベント、見逃してしまいました>
6月のオープンキャンパスでは、東広島キャンパスのオープニングイベントでの学生さんの活躍を見学したので、今回は呉キャンパスのオープニングイベントも見学しようと思っていたのですが、会場に向かう途中で出会った学生さんと話をしていたら、残念ながら見逃してしまいました。そこで、翌日の東広島キャンパスでのオープニングイベントは、「見逃すまい」と急いで会場へ向かいました。イベントでは職員は会場内の誘導こそ行なっていましたが、イベント自体は本学広報アンバサダーの薬学部一年生が全て進行してくれました。本学の教育の特色の一つである専門職連携教育の紹介など、簡潔にまとめて説明をしてくれました。彼女を含めて8人が話をしましたが、教員が1名登場した以外は、全て学生さんが紹介をしてくれました。イベント会場の講堂は2000人以上収容できる規模ですが、その1階を埋め尽くした来場者の方を前に堂々と話をしてくれました。各学科のイベント会場や広国市民大学の講座でも多くの学生さんが活躍しており、誇らしく思います。
<eSportsも>
呉キャンパスでは、専用のインターネット回線を引いて、eSportsを楽しむための部屋を整備しています。eSports同好会の学生さんたちが、単に「ゲームを楽しむ」というだけでないeSportsに取り組むメリットも紹介しながら、来場者にリズムゲームの体験をしてもらっていました。私は、いの一番に挑戦したのですが、一緒に始めた高校生の3分の1にも満たない点数だったようです。次回のオープンキャンパスでは、大会形式にして開催するとのことなので、また挑戦したいと思います。主催の学生さんとは、eSportsの持つ可能性についていろいろと話をして夢を広げました。東広島キャンパスの学生さんとも協力して、夢を実現してほしいと思います。
<卒業生が声をかけてくれました>
救急救命学科のイベント会場では、当時の医療技術学科救急救命学専攻の一期生が私を見つけて話しかけてくれました。高松から友人に会いに広島に来ていたらしいのですが、ちょうどオープンキャンパスを開催している、ということで、母校を訪ねてくれたようです。学生時代に学んだウイルスに関する知識が、コロナ禍では非常に役に立ったと話してくれました。最近流行しているコロナは症状が軽いと聞いていますが、それでも救急車の出動が増えているそうです。
<広国市民大学のイベントも開催>
両キャンパスとも、オープンキャンパスだけでなく、広国市民大学の子ども向けイベント「科学・ものづくり体験講座」も実施しました。抽選になった講座もあり、抽選にもれたお子様には、また次回、挑戦していただければと思います。東広島キャンパスでの受付では、すぐ近くで医療技術学科臨床工学専攻のイベントを実施していたこともあり、待ち時間等を利用して、さまざまな医療機器を体験しておられました。体験したお子さんから、将来の臨床工学技士が誕生するといいなと思います。
<いろいろな学びがある広国>
帰りの駐車場へ向かう道すがら、心理分野に興味を持って参加いただいたご家族と話をしましたが、多様な学びがあることを学生さんが誇らしく語ったことに興味を持っていただいたようです。心理学科のイベント会場では、「広国PARKラジオ体験」「心臓パクパクでうそ発見!」「逆転世界」「身体の動きを視覚化」「スポーツメンタルラボ」「芸術学とこころ」など20近くの学びを紹介しており、本学における心理学の学びの広さを実感していただけたのかなと思います。今年のオープンキャンパスは、「ヒロコククエスト」を掲げ、本学でのいろいろな学びを探検してもらっています。広国市民大学とも併せて、いろいろな学びがあることを感じていただけたと思います。
<興味があることにどんどん挑戦しよう>
私は、大学では医学を学びましたが、小学生から中学生にかけてアマチュア無線の免許をとったり、大学生の時には一般に普及が始まったばかりのパソコンを早速購入してプログラミングに挑戦したりしており、それらの知識・経験が卒業後の仕事に多いに役立ちました。アップルの創立者として知られる故スティーブ・ジョブスの有名な講演にもあるように、特に若い時には「将来役に立つかどうか」という基準だけでなく、興味があることにどんどん挑戦してほしいと思います。その経験が生かされる時が必ず来ることでしょう。多くの方が、本学を利用してさまざまなことに挑戦してほしいと思います。