サヨナラ勝ち!広島6大学野球秋季リーグ開幕
<始球式、投げれませんでした>
ノロノロと進んだ台風10号。広島では大きな被害はありませんでしたが、大雨や強風が各地に被害をもたらしました。そんな中、広島大学野球の秋季リーグが開幕しました。8/31(土)に開幕で、私は始球式に登板予定だったのですが、台風の影響で開会式が中止となってしまいました。残念でしたが、台風相手なので仕方ないですね。
<初回に2点先制>
ということで、9/1にずれ込んだ開幕戦、近畿大学工学部との試合を観戦しました。近畿大学工学部は昨年の秋季リーグ優勝、今年の春季リーグは2位と強豪のチームです。1回の表の守備では、いきなりピンチを迎えてしまいました。しかし、無失点に抑え、1回裏の攻撃では、あと少しでホームランという当たりもでて、2点を先取し、幸先の良いスタートを切りました。その後は、広国の打線が近大のエースに抑えこまれる一方で、7回、8回に1点ずつ取られて同点に追いつかれてしまい、9回裏には、サヨナラのチャンスもありましたが延長戦に突入です。
<期待の延長戦>
延長戦はノーアウト1,2塁から始まるタイブレーク形式です。10回の表裏、11回の表と、両チームとも最初のバッターがバントを試みますが、失敗してランナーを進めることができず、得点できません。そして、11回の裏、本学の攻撃でやっとバントが決まり、1アウト2,3塁となります。申告敬遠で満塁になった後、大きなライトフライが飛出して、劇的なサヨナラ勝ちとなりました。スタンドで祈るように観戦していたご家族も大喜びでした。
近大のピッチャーは初回から一人で投げていて、疲れもあったのかもしれませんが、本学の打線も9回位から少し元気になった印象です。一方本学は8回からは継投でかわしていきます。延長に入ってからは、守備が終わった後に、よく守ったと、ベンチから選手を迎えに出てくるなど、いい雰囲気になっていて、希望半分ではありますがサヨナラ勝ちを予感していました。

<スタンドで>
ところで、ネット裏のスタンドに、選手が打ち終わるたびにメモをしておられる私よりも少し年配の男性がおられたので、声をかけると、野球が好きで、ほぼ毎週、全試合を見に来ているという方でした。この日は、広島市の球場でしたが、東広島市の球場での試合も見に行かれるそうです。春季リーグの本学の順位も把握しておられました。ありがたいですね。また、本学の選手のご家族が、次の試合に向けて準備をしている他大学の選手と話をしておられる姿もあり、少年野球か高校野球かはわかりませんが、いろいろと繋がっているんだな、と感じることができました。
<久しぶりに日焼けしました>
この日は、台風一過のいい天気で、スタンドに屋根はありませんので、ずっと太陽に当たっていました。帽子こそかぶっていましたが、バタバタして自宅を出たので、日傘や日焼け止めを忘れてしまい、久しぶりにしっかりと日焼けをしました。開幕戦ということで、延長戦になりましたが昼前に試合が終了したので良かったです。第2試合や第3試合だったら、ひどいことになっていたかもしれません。しっかりと準備しないといけないですね。
<試合が終わって>
スタンドから駐車場へ向かう途中で、道具を片付けている選手に会うことができました。早くも全国大会出場を意味する「神宮が見えてきた」という学生さんもおられました。野球に限らずスポーツはメンタルが大きく影響します。「勝つ」という思いをもってゲームに臨み、実力を発揮して欲しいと思います。その結果として、春季リーグの4位から順位が上がるといいといいですね。なんにしても、広島大学野球に加盟してすぐの昨年春季リーグで、なかなか勝てなったことを思うと大違いです。
観戦の翌日、大学へ出勤すると、スポーツ実習で沖縄へ出発するバスが、学生さんを待っていました。私が前期に授業を担当した学生さんにも参加するという方がおられます。新たな台風も発生していて心配なところもありますが、楽しい実習になることを期待しております。しばらくすると、大学では後期の授業がはじまり、多くの学生さんが大学へ戻ってきます。スポーツ、旅行、日焼けなどそれぞれがいろいろな経験をしてくるのだな、と改めて感じています。

