和深祭&地域まるごと健幸フェス!

2024年10月22日

暑い夏も過ぎ、各地でお祭りが開催される季節になりました。本学でも、大学祭(和深祭)の時期を迎えています。本学には東広島市と呉市にキャンパスがあり、それぞれのキャンパスで大学祭が行われます。今年度の東広島キャンパスでの大学祭では、今年4月に東広島市と共同で開設した広島国際大学Town&Gown Office「東広島健幸ステーション」の開設記念イベント「地域まるごと健幸フェス」も同時に開催しました。
<和深祭(なごみさい)>
メインイベントは、屋外ステージと模擬店です。初日は午前中の大雨により中止も検討されたそうですが、午後には小雨になり、なんとか開催できました。私自身は参加できませんでしたが、雨が止んだ後には多くの方が来場してくださったと聞いています。
2日目は天気に恵まれ、家族連れや年配の方など幅広い年齢層の方々に来場いただきました。何人もの卒業生も訪れてくれており、「こんなに大きくなりました」とお子さんを紹介してくれたり、「地域まるごと健幸フェス」のイベントスタッフとして参加してくれたりと、大変ありがたく感じました。また、何人もの学生さんに「楽しんでますか」と声をかけてもらったのも嬉しかったですね。レポートを片手に持つ学生さんにも会いましたが、「これだけ提出したら楽しみます」と言っておられました。
スペシャルゲストとしては、兄弟ユニット「鈴木鈴木」のステージもあり、多くの観客が楽しみました。最後の曲では、大学祭実行委員長がステージに上がり一緒に歌うというサプライズがありました。歌を聴くまでは心配していましたが、思いのほか上手で、本日のライブで一番盛り上がった瞬間だったかもしれません。後から聞くと、これは前もって計画されていたものではなく、当日の朝に急遽決まったそうです。「カラオケで練習していてよかった」とのことでした。本当に見事なパフォーマンスでした。私は参加しませんでしたが、ビンゴ大会も大盛り上がりだったようです。
ところで、清水学長からピザ窯2台が大学へ寄贈されました。それを活用して、本学の後援会の皆様および職員がピザの販売を行ってくださいました。2日目の15時前には、次週の呉キャンパスの大学祭で販売予定のピザまで売り切れてしまったそうです。約750ピース販売されたとのことで、1日でピカピカだったピザ窯が2日で年季が入って貫禄ある姿に変わったのが印象的です。後援会の皆様、本当にありがとうございました。


<地域まるごと健幸フェス>
東広島市は自治体と大学が連携する「Town&Gown構想」を掲げ、その一環として本学ともに広島国際大学Town&Gown Office「東広島健幸ステーション」を開設しました。5月にはマスコミや関係者に向けた開設記念式典が行われ、今回は地域へのお披露目として「地域まるごと健幸フェス」を東広島キャンパスの和深祭2日目に合わせて開催しました。イベントは、健康スポーツ学部開設に伴い建設されたActive Wellness Center前の広場を中心に行われました。この広場では、6月に学生や教職員、地域の方々と共に芝生を植え、今回が初めての本格的な活用となりました。芝生の生育が心配でしたが、秋が深まるにつれて青々とした芝生が広がり、安心しました。
本学では、健康測定、呼吸機能のチェック、肌年齢の測定、競技用車椅子や義肢装具体験、防災キャンプ体験など、健康や生活に関する多様な体験イベントを実施し、どのブースも多くの方にご参加いただきました。東広島市主催のブースも出店していただき、特に野菜摂取量チェックのコーナーは盛況でした。そのほか、子ども向けイベント、職業体験コーナー、マルシェ、キッチンカー、小児がん支援チャリティーイベント、また本学と関係の深い企業によるワークショップや子ども向け講座など多彩なプログラムが行われ、終了時刻を過ぎても片付けに入れないほど賑わっていました。「地域まるごと健幸フェス」は本学らしい、健康・医療・福祉に関わるイベントになったと思います。
<寒かったです>
ゲストの「鈴木鈴木」さんも「寒いね」と言っていましたが、和深祭の2日目は確かに寒かったです。私は午前中は上着を着ずに過ごしましたが、午後からはジャケットを羽織っても少し肌寒く感じる時がありました。和深祭直前には30℃を超える日もあり、秋の短さを感じさせる気温の変化でした。和深祭初日はあいにくの雨に見舞われ、2日目は急な冷え込みで服装選びに悩む場面もありましたが、それでも多くの方に足を運んでいただき、心より感謝申し上げます。「地域まるごと健幸フェス」を通じて、地域の方々に本学のことを知っていただけたのではないかと思います。今後も地域の「健幸(ウェルビーイング)」のために活動を続けてまいります。