旅立ち!学位記授与挙行

2025年03月18日

雨のち「晴れ」、思い出に残る一日
本学の学位記・修了証書授与式が、県内最大規模を誇る本学講堂にて盛大に執り行われました。東広島キャンパスと呉キャンパスの卒業生・修了生全員が一堂に会し、門出を迎えました。
当日は、雨が降ったり止んだりの不安定な天候。それでも「晴れの日」にふさわしい晴れやかな笑顔があふれていました。学長をはじめ、登壇した私や学部長はアカデミックガウンとアカデミックハットを着用。緞帳(幕)があがって、初めて目にするアカデミックガウンに、あちこちから歓声がしばらく続いていました。コロナ禍の影響で、入学式は学部ごとに分かれて教室で行われたため残念でしたが、卒業式は全員が講堂に会して挙行でき、本当に良かったと思います。
華やかな袴姿と、旅立ち
女性の多くが袴を身にまとい、早くから着付けをしてもらったためか着物の着崩れを直す姿も見られました。華やかな衣装や凛としたスーツに身を包んだ卒業生たちは、晴れやかな表情で学位記を受け取り、新たな一歩を踏み出しました。もし晴天であれば、式典前後の講堂前は写真撮影や歓談を楽しむ卒業生やご家族でごった返していたはずですが、天候ばかりは操作できません。それでも傘を差しながら記念写真を撮ったり、式典後の止み間に外で集合写真を撮影する学科も見られ、これも思い出の一つになったことでしょう。


サプライズイベントで大盛況!
式典の後には、昨年度と同様に、大部分の教職員にも秘密で準備が進められたサプライズイベントが用意されていました。本学の作業療法学科の卒業生でありながら、病院勤務の傍らでお笑いの「よしもと」に所属するお笑いコンビ「ゴニオメーター」が登場し、大学の様子をよく知る先輩の立場から楽しいトークを披露。続くメインイベントでは、若者に人気のシンガーソングライター・川崎鷹也さんが登場。「魔法の絨毯」など3曲を熱唱してくださり、会場は大いに盛り上がりました。川崎鷹也さんの歌は、本学の学生さんがさまざまなイベントで歌っているので、歌をあまり聴かない私もなじみの曲でした。歌以外にも、厳しい内容も含めて社会人としての心構えを話してくださったり、ここまで見守ってくださったご家族への言葉もあり、学生さんの胸を打ったことと思います。締めくくりは「頑張れ、頑張れ」という歌詞が印象的な「またね、ヒーロー」。旅立つ卒業生一人ひとり、また会場で卒業生と一緒に聴いていたご家族や教職員、それぞれの心に響いたことでしょう。
卒業生・修了生の皆さん、ご卒業・ご修了おめでとうございます。これからのご活躍を心よりお祈りしています。新たな道を歩む皆さんが、どこにいても輝き続けられるよう、教職員一同、応援しています!