新たな一歩を踏み出す! 〜入学宣誓式〜

2025年04月07日

学生司会で和やかな進行
穏やかな天候に恵まれ、2025年度入学宣誓式(入学式)が挙行されました。当日は平日にもかかわらず、多くのご家族が新入生の晴れ姿を見守るために来校いただき、広島県内最大規模の講堂が、満席に近い状況となりました。新入生の皆さん、ご家族の皆さん、ご入学おめでとうございます。
式典の司会は、例年通り学生さんが務めてくれました。式典開始前に、簡単に自己紹介を行い、落ち着いて進行してくれました。日頃の練習の成果でしょう。4人のうち、2人が来春卒業するため、学生司会も今年度が最後となります。新2年生に「後を頼むぞ」と声をかけており、伝統が引き継がれていくのを感じました。

学長や自治体からのエール 〜挑戦する大学生活へ〜
式辞に続き入学生宣誓式は、看護学部に入学した新入生が堂々とした宣誓を行いました。ここから清水学長が式辞で大学の建学の精神や将来ビジョンについて紹介しながら、「さまざまなことに挑戦し、充実した大学生活を送ってほしい」と熱いエールを送りました。
また、来賓としてお招きした地元の髙垣東広島市長、新原呉市長からは、大学や学生さんに対して期待を込めた祝辞をいただきました。新入生やご家族の方も、地域と大学のつながりの深さを改めて感じて頂けたと思います。

在学生からのメッセージと華やかなイベント
在学生を代表して歓迎の言葉を述べたのは、薬学部の新4年生です。仲間に助けられながら、瀬戸内海の島で高齢者の健康指導などを行う「瀬戸内イキイキプロジェクト」のリーダーを務めた経験をもとに、「ぜひ、いろいろなことに挑戦してほしい」と新入生にメッセージを送りました。学長の言葉とも響き合い、新入生にとって心強い励ましとなったことでしょう。彼女は、同一学校法人が設置している常翔学園高等学校の出身です。常翔学園高等学校の校長先生も来賓として出席されていたため、式典後には、壇上の金屏風を背に一緒に記念写真を撮影していました。
式典の後には、東広島キャンパスと呉キャンパスで活動しているダンス部によるパフォーマンスや、課外活動の紹介が行われました。照明効果が加わり、迫力が増したダンス部の演技には、大きな拍手が送られ、新入生の皆さんにとっても忘れられない時間となったでしょう。

春の訪れと新年度のスタート
入学式当日、キャンパス内の桜は満開とは言えないものの、美しく咲いていました。私が学長を退任したのを機に、昨年寄贈した桜も、三分咲きほどになっており、時の流れとともに成長していることを実感しました。毎年の東広島キャンパス卒業生が寄贈してくれる桜も年々成長しています。桜の成長と、学生さんや卒業生が成長・活躍する姿が重なり、感慨深い気持ちになります。
また、大学では新入生歓迎ウィークとして、学科やクラブ紹介などのイベントが開催されます。新入生歓迎ウィークの後は、いよいよ新年度の幕開けとなり、学びと挑戦に満ちた大学生活がスタートします。本学では授業だけでなく、多彩な挑戦の機会を設けています。新入生の皆さんも、授業に取り組むことのはもちろんですが、在学生、本学教職員、さらには地域の方々と共にいろいろなことに挑戦し、充実した学生生活を送られることを祈念しております。