呉キャンパス 消防訓練

2016年11月15日

11月14日に、呉キャンパスで呉市消防局東消防署のご指導・ご協力の下、消防訓練が実施されました。地震が発生し、建物の壁が崩れたり、火災が発生したりして、負傷者もいるという想定で、自衛消防組織が消火活動や救護等を行ったり、教職員・学生が避難したりという訓練を行いました。

看護学科の学生さんがトリアージといって、負傷者のけが等をチェックし、トリアージ・タッグという治療優先度をあらわした識別表をつけ、優先度の高い人を救急車が搬送するという訓練もありました。実際さながらに、負傷者に状況を聞きながら判断が行われていました。また、薬学部がある建物の7階実験室に学生さんが取り残されて、はしご車で救助する訓練もあり、「するする」とはしごが伸びで、消防隊員が建物に入り、学生さんを救助しました。

避難訓練は、薬学部の学生さん対象に行いましたが、10月下旬に鳥取で地震があった際には、呉キャンパスの建物も大きく揺れ、実際に避難をしましたが、倒れた物もあったそうですし、13日にもニュージーランドで大きな地震があったばかり、ということで、皆さん真剣に避難しておりました。トリアージや救急車への搬送など、医療人となる学生さんにとって、いい経験にもなったと思います。ご指導・ご協力頂いた消防署員の皆様、訓練に参加して頂いた学生・教職員の皆様、ありがとうございました。訓練は終わりましたが、今日の訓練を振り返り、しっかりシミュレーションを繰り返し、万が一に備えてもらえればと思います。



【消防訓練の様子】