心理学科

准教授

鈴木 佳奈(すずき かな)

大学は「教えてもらう」だけでなく「学びたいことを自分で学ぶ」場です。生涯学び続ける時代を生き抜く「学び方」を4年間で身につけてください。

専門領域
社会言語学、会話分析、コミュニケーション教育
担当科目
日本語基礎演習、コミュニケーション実習、外国書講読、心理学研究法C(質的研究法)、メディア・コミュニケーション実習
スポットライト
「会話分析により、自分を知り、他者を知る」

コミュニケーションにおけることばの働きを教育する。

人間関係の形成におけることばの役割に興味を持ち、会話分析の本場、イギリスで学んだ経験を活かしています。

主要業績

  • 1.大学生を対象としたディベート教育や話し合い教育を実践しています。
    鈴木佳奈・久次弘子・甲田純生(2017)「大学生と中高校生との連携ディベート授業の実践と課題」『広島国際大学心理学部紀要』第5巻,pp.35-46
  • 2.小学生のお子さんを持つお父さん・お母さんに向けた子育てアドバイスをweb連載しています。
    TSSテレビ新広島 わんぱく大作戦 子育てアドバイス
  • 3.学校の先生がたなどに向けたコミュニケーション研修を行っています。
    2016年度(公社)広島県栄養士会平成28年度広島中支部研修会「話す人の心を開く聴き方トレーニング~正確に聴くこと、共感を示すこと~」
    2017年度広島県高等学校教育研究会人権教育部会講演会「人権教育としてのディベート教育」
    2018年度広島市立小・中学校事務職員夏季研修会「組織の中で活かすコミュニケーション術」など
  • 4.日常会話を素材として,わたしたちの日々のコミュニケーションがどのように成り立っているのかを研究しています。
    鈴木佳奈(2010)「『より知る者』としての立場の確立―言い間違いの指摘とそれに対する抵抗―」木村大治・中村美知夫・高梨克也(編)『インタラクションの境界と接続−サル・人・会話研究から』 昭和堂 pp. 318-339

趣味、特技、好きなこと

特技:有名な童謡や文部省唱歌はだいたい,そらで(歌詞を見ずに)歌えます。子どもが小さいうちだけ,この特技が大活躍しました。

趣味:子ども用の本を買い漁ること。子どもが小さいときは絵本をよく買いましたが,最近は学習ドリルやワークブックを買い集めています。

ゼミ生/チュートリアル生からみた先生

鈴木先生は明るく優しい先生です。学生の相談に親身になってのってくださっている姿をよく見かけます。私自身も就職活動で悩んでいた時に相談に乗って頂きました。私の出身が大分県ということもあり、なかなか帰省ができないので寂しい思いもしますが、先生が温かく家族のように接してくださるので、鈴木先生は私にとって第二の母です。

高校生へ 教員からのメッセージ

主にコミュニケーション関連の授業を担当します。みなさんが社会に出るとき、企業がみなさんに求めるものの第一位は「コミュニケーション能力」です(日本経団連 新卒採用に関するアンケートより)。
大学の4年間に、心理学の知識だけでなく、コミュニケーションスキルを身につけると、どのような職業に就くにしても強みになりますよ。研究者としては、日常会話を分析して、そこから人々がどのように理解し合ったり誤解したりしているかを解明する研究をしています。プライベートでも、娘とのコミュニケーションに笑ったり怒ったりしています。

研究室紹介ポスター

研究室紹介

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