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医療栄養学科 4年 中城仁暉さん、第27回日本病態栄養学会年次学術集会で研究発表

2024年1月30日

2024年1月26日~28日、国立京都国際会館で第27回日本病態栄養学会年次学術集会が開催され、広島国際大学 健康科学部 医療栄養学科4年の中城仁暉さんが口演発表しました。

 

演題名:洋菓子類は、透析患者に適切な食品であるかの検討

口演者:中城仁暉、石橋実季、浦田湧大

研究概要:

【目的】本研究目的は、市販洋菓子のリン含有量を測定し透析患者に適切な食品か評価することである。リンは食品添加物として幅広く使用されており、コンビニと洋菓子店との比較を行なった。

【方法】コンビニ・洋菓子店で購入したシュークリームを各5個、3個を対象とした。リン濃度は灰化・モリブデンブルー法によって求めた。

【結果】シュークリーム1g当たりのリン含有量は、洋菓子店とコンビニ間で有意な違いは認められなかった(Student t test; p = 0.683)。リン/たんぱく質比の平均は、12.9mg/gたんぱく質で、5個中4個が基準の15を下回っていた。シュークリーム1個当たりのリン含有量の平均は57.5㎎で、血液透析で除去できる一日当たりのリンの量の14%であった。

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