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2025年6月9日
2025年5月26日、医療栄養学科の梶井里恵講師と中村亜紀教授、そして4年生の学生4名が山陽高校を訪問しました。今回は、同校女子サッカー部員を対象に、食事調査のフィードバックを実施し、アスリートにとって重要な栄養教育を行いました。
この連携事業は2025年2月にスタートし、今回で2回目の実施となります。前回実施した食事調査の結果を基にフィードバックを行い、参加した25名の選手一人ひとりと面談。スポーツ栄養学を学ぶ学生が直接アドバイスをすることで、選手たちの食生活改善をサポートしました。
試合で最高のパフォーマンスを発揮するためには、試合前のコンディショニングが不可欠です。今回の栄養教育では、選手自身が「目標設定シート」を活用し、食生活に関する目標を設定。それぞれの優先事項を整理しながら、改善に向けた取り組みを開始しました。
参加した選手からは、「ケガをしにくい身体を作るためには、どの栄養素を摂取すれば良いのか?」といった具体的な質問も飛び交いました。学生は自身の学びを活かしながら、実践的なアドバイスを提供。スポーツ栄養学の知識を共有し、選手たちの理解を深める時間となりました。
この取り組みを通じて、選手たちのパフォーマンスの向上にどのような影響を与えていくのか、今後の変化が楽しみです。
医療栄養学科では、トップアスリートから育成年代の選手まで幅広く関わりながら、スポーツ栄養学の学びを深める活動を継続していきます。
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