ニュース&トピックス
2022年1月5日
心理学科3年生の「心理学実践実習(産業・社会)」の一環で開催した、小学生向け職業体験「東広島こどもドリームアカデミー2021」の報告会が12月22日に行われ、同イベントを主催した一般社団法人みちしるべ代表の児玉塁さんや協力いただいた東広島市内の企業・団体の方も参加しました。
学生らが企画・運営した同職業体験イベントは、当初9月に実施される予定でしたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響により、開催スケジュールの変更を余儀なくされました。それでも、再度計画を練り直し、10月以降に実施することができました。
報告会では、5つの職業体験「パン作り」「おウチの設計体験」「サムライねぎの収穫体験」「美容師体験」「パティシエ体験」についての工夫や反省点、学んだことなどを各グループの学生が発表し、成果を共有しました。
学生からは以下のような気づきや学びが報告されました。
・小学生目線で接し方を変えたり、言葉選びをしたり状況に合わせた行動の大切さを学んだ
・一緒に取り組む企業の方と情報共有を行うなかで、社会人として連絡をとる際のマナーや「報告・連絡・相談」の大切さを体感することができた
・「学生だから」が通用しないため、社会人としての自覚をもって運営することが必要だと感じた
・子供たちの柔軟な考えや積極性に驚いた
今回の職業体験イベントを通じて、地域の方々と交流や連携を行った経験は、学生が社会人として働く姿勢を学ぶ良い機会となりました。
「おウチの設計体験」で子供に声をかける学生
「サムライねぎ収穫体験」でねぎの皮むきを行う子供たち
実習報告会で学んだことを発表