ニュース&トピックス
2026年3月6日
・お名前、出身地、卒業年度、在学当時の所属ゼミを教えてください。
津丸翔太です。広島県出身で、2023年度に卒業しました。在学中は大藤先生のゼミに所属していました。
・現在お勤めの会社名と担当されている仕事内容を教えてください。
株式会社中西製作所に勤務しています。当社は学校給食や外食チェーンなどで使われる業務用厨房機器のメーカーで、私は現在、人事課に所属しています。主な業務は採用活動ですが、それ以外にも勤怠管理や評価制度を支えるシステムの運用など、「社員が安心して働ける土台作り」を担当しています。
・地元の広島を離れて就職しようと思った理由を教えてください。
新卒時は広島の支店で営業職をしていました。転機となったのは、現場でお客様と向き合う中で「自分は商品を通じて貢献するよりも、組織の内側から人を支える仕事の方が適性があるのではないか」と自身の強みに疑問を持ち始めたことです。 迷いをそのままにせず、当時の所属長に「今後のキャリアをこう描きたい」と正直に相談しました。会社が私の適性を真摯に検討し、人事課への異動という形でチャンスを頂き、その期待に応えるべく東京本社へ移る決意をしました。
・今の会社に就職しようと思った決め手は何ですか。
最大の決め手は「人」です。私は「人生で一番頑張ったのは就活」と言えるほど多くの企業を見ましたが、その中で「条件が完璧な会社を探すより、尊敬できる先輩がいる環境で揉まれる方が自分は成長できる」という軸を持つようになりました。そんな中で、中西製作所に決めたのは、採用担当の先輩に憧れたからです。単に優しいだけでなく、学生である私の拙い質問に対しても、一人のビジネスパーソンとして真剣に、かつ対等に向き合ってくださる姿を見て、「この人のようなプロになりたい」と強く感じました。
また、私は調理師免許を持つほど料理が好きなのですが、その先輩も大の料理好きで、説明会では仕事の話と同じくらい食の話題で盛り上がりました。「好きなことを仕事の共通言語にできる文化」があると感じ、ここでなら自分らしく働けると確信できました。現在はその先輩と連携して業務を行い、時にはお昼休みにお弁当を交換することもあります。
・上京後の生活で大変だったことを教えてください。
東京での生活で一番驚いたのは、やはり家賃相場の高さです。しかし、当社は福利厚生が非常に充実しており、借り上げ社宅制度によって家賃の大部分を会社が負担してくれています。また、社員の子どもの給食費を補助する制度や、有給休暇の取得推奨など、「食のインフラを支える企業だからこそ、まず社員の生活と食を豊かにしよう」という姿勢が制度に現れており、非常に働きやすい環境です。
・地元を離れて就職することについて、ご家族やご親戚など周りの人からの反対はありましたか。もし反対があった場合、どのように説得されましたか。
婚約者は賛成してくれましたが、親族からは心配の声もありました。 そこで私は、「会社が私の将来を考えて人事という新しいキャリアを提案してくれたこと」「住宅補助のおかげで、広島時代よりも経済的基盤が強くなること」を具体的な数字や経緯を交えて説明しました。会社が自分を大切にしようとしてくれている姿勢を伝えたことで、最終的には安心して送り出してくれました。
・現在のお仕事を続ける上で、やりがいや続けていてよかったと感じる点を教えてください。
営業時代は、自分が納品に関わった厨房で作られた給食を子どもたちが食べている姿を想像し、「日常の当たり前を支える誇り」を感じていました。 人事に移った今は、学生さんの相談に乗ることにやりがいを感じています。私自身、就活中に先輩方に本音を引き出してもらった経験があるからこそ、「学生さんが自分でも気づいていない強み」を見つけるお手伝いができたとき、人事としての喜びを実感します。 母校の大学とも関わりながら、会社と大学の架け橋になれる今の仕事は、まさに私の天職です。
・就職を考えている心理学科の学部生に一言、アドバイスをお願いします。
皆さんに伝えたいのは、「最初から一社に絞りすぎず、まずは色々な大人の価値観に触れてみてほしい」ということです。 実際に多くの会社を見て比較することで初めて、「自分にとって何が譲れない軸か」が明確になります。新卒という立場は、どの業界の扉も叩ける最強の通行証です。 「この人たちと一緒に働きたい!」と思える出会いがあるまで、自分の可能性を信じてチャレンジし続けてください。
