ニュース&トピックス
2024年12月27日[社会福祉学専攻]
12月22日(日)に筋萎縮性側索硬化症(以下、ALS)※患者さんとそのご家族、専門職の方とともにChristmas Ribbon Projectと題してイベントを開催しました。
看護師やヘルパーの方々とも協力をして、普段は長時間外出することが難しいALSの方とも交流できました。参加者は30名以上となり盛大なクリスマスイベントとなりました。
※筋萎縮性側索硬化症(ALS:Amyotrophic Lateral Sclerosis)
脳からの指令が筋肉に伝わらなくなり、手足・のど・舌の筋肉や呼吸に必要な筋肉が衰えていき、力がなくなっていく病気。
【参加された看護師の方からの感想】
1人では成し得ない事でも、みんなが少しずつ出来ることをする事で、こんなに素敵な会が出来るのだと改めて互助、共助の力を感じました。
ALS当事者の方はそれぞれのコミュニケーションの取り方があり、良い感じに融合され、また多世代交流の場でもあり、これがインクルージブな交流だと思いました。
本当に素敵なクリスマス会でした。
ありがとうございました。
また、何かの機会がありましたらよろしくお願い致します。
【学生の感想①】
準備の段階から絶対に成功させようというという気持ちをみんなで持ち、Mebiaのリーダーが引っ張っていってくれました。子どもの頃に戻ったようにイラストや折り紙をクリスマス仕様にしたことが思い出に残っています。そしてなにより、福祉に関わる方や当事者の方と繋がりを持てたことが嬉しかったです!
私は、当事者の方々や御家族と交流することができ、とても心に残るクリスマスでした。
特にゲームや自己紹介の時に自分の想いを指文字やサインで意思表示をして下さるなど、それぞれの能力に応じて交流出来たことがとても印象に残りました。
また、プレゼント交換など、皆が楽しめる活動ができて、とても楽しかったです。
食事の準備をする学生たち
【学生の感想②】
クリスマスリボンプロジェクトを通して、ALS患者さんとその家族、ヘルパーさんとプロジェクトの学生が一つになってとてもあたたかい会であったと思います。難病や健常など関係なく皆が笑顔になれる会にでき、このような活動をしてきて、素敵な方々とも出会えて良かったと思う機会でもありました。
当事者の方から、子ども達までみんなが楽しめたクリスマス会をMebiaのみんなと作り上げることができて良かったです!最高の一日になりました!
プレゼントを選ぶ子どもたちと学生
【学生の感想③】
クリスマスプロジェクトは、何ヶ月も前からリーダー、CILあきの皆様、難病プロジェクトのメンバーが主体となって進めてきた活動でした。
みんなで協力して1つのものを作り上げる難しさや楽しさを知ることができました。他にも、当事者や家族の方と関わることによって、難病やALSに関する知識や理解を深めることも出来たとても素敵な1日であったと思いました!
難病当事者やご家族、ヘルパーさんとつながり、五感を使ったゲームや交流などで一緒に楽しむことができました。
来てくださった皆さんの楽しそうな姿を見れてよかったです!
集合写真
難病プロジェクト「Mebia」
健康科学部社会学科社会福祉学専攻(2024年4月医療福祉学科より改組)有志の学生による難病患者さんの夢を叶えるプロジェクト。
社会福祉学専攻Instagram
https://www.instagram.com/hiu_shakaifukushi/
難病プロジェクト「Mebia」