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2024年11月19日[地域創生学専攻]
地域創生学専攻1年次「地域発見演習」では、まち歩きを通して、地域の特徴や魅力、現状、課題を探ることを目的に複数の対象地域でフィールドワークを実施します。
2024年10月17日に最初のフィールドワーク先として、呉キャンパス周辺の広商店街でまち歩きを実施しました。
まち歩きは、ただ歩くだけではなく、目的を持って実施することが重要です。
事前学習として、まち歩きの心得を学んだ後、歩くエリア、どこに注目するか、どんな方法で視るかなど、グループごとにテーマを設定。実際に各グループで設定した主な目的は、広商店街やお店の歴史、客層、業種、地域住民の需要などを探ることです。
まち歩きでは、各店舗の雰囲気やお客さんの姿などを確認し、360度カメラで記録しました。気になるお店には実際に入ってみて商品を購入したり、従業員の方へのインタビューにも挑戦。初めてのインタビューで慣れない様子も見られましたが、事前に考えてきた質問を通して、商店街で働く方にお話しを伺うことができました。
広商店街の一角にある「ひろまちギャラリーReplace」では、広市民センターの清原秀樹さんから、広商店街についてお話を伺い、学生から質問をさせていただきました。
清原さんが行う地域創生の活動はヒロコクWEB大学案内からご覧いただけます。
https://hirokoku-webguide.jp/article/post-528/
フィールドワークを実施した後は、グループごとに異なった視点でまち歩きを行って得た発見や気づきを模造紙にまとめて、共有しました。
様々な視点でまちを見直し、魅力を再発見する方法を学んでいきます。
■まち歩き実施後、学生たちの感想(一部抜粋)
・若者離れが進んでおり、高齢化が進んでいた。お店側の需要とお客さん側の需要を一致させていくことが重要だと思いました。
・実際にお店の方にお話を聞きましたが学生アルバイトを雇用しているお店が少なく、商店街を活性化することで、雇用も増えるのではないかと思いました。
・学生にできることとしては、SNSなどを使って若い世代の人に商店街の魅力を届けることができると思いました。
・大型ショッピングモールなどに人が集中するため、商店街のような小さな場所でお店を経営することの難しさについて知りました。
・お店単体で動くのではなく、商店街の組合などで地域のイベントに参加するなども大切だと思いました。
地域発見演習で行う次回のフィールドワークは、呉駅を中心とした呉市中心市街地でまち歩きを実施します。