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2025年1月15日
2025年1月14日(火)「認知症のケア」の第14回目の授業内にて、認知症サポーター養成講座を東広島市黒瀬地域包括支援センター様をゲストスピーカーに開催いたしました。本講座のキャラバンメイトとして葵新生会さくら苑居宅介護支援事業所の主任介護支援専門員の大野様、田尾様、黒瀬地域包括支援センター保健師の大野様の3名より、認知症の基礎基礎知識、黒瀬地域の実情や認知症サポータ―として求められる3つの心得の①驚かせない②急がせない③自尊心を傷つけないのご講義をいただきました。最後はロールプレイにより、「コンビニで買い物をする認知症の高齢者」を事例に、店員、高齢者、学生の3者で対応を実施しました。それぞれの役割の学生が、3つの心得を念頭に、ご本人が納得するように、また、買い物後も帰宅に困らないような言葉かけをするなど、実際さながらの展開を実演することができました。また、学生たちは、東広島市での地域の取り組事業として、認知症高齢者等見守り支援事業「どこシル伝言板」を知る機会となり、スマートフォンを活用した見守り体制があることに、「地域で見守りができることがわかった」「見守りシールを知ったが、シールなしでも困っている方がおられたら、(声掛けをして)確認したい」「親切だけでなく、わかりやす対応、声掛けを行いたい」などの積極的な感想が見られました。本日の資格取得者は約20名。地域社会で実践につなぎ「安心して地域でくらせるために」を実現する一助となることを期待しています。