Q.広島国際大学救急救命学科(救急救命学専攻)を選んだきっかけ、もしくは決め手はなんですか?
高校生になり進路を考えていたところ、救急救命士という資格があることを知り、私も救急救命士になり最前線で人命救助のために働きたいと思うようになりました。
広島国際大学を選んだきっかけは、兄が広島国際大学に在籍しており実際に東広島キャンパスを訪れる機会があり充実した設備をみて学びやすい環境であると感じたこと、部活動の中にライフセービング部があると知り、体力づくりや救助技術の習得につながると考え、広島国際大学で学びたいと思い進学を決めました。
Q.現在、ご担当されている業務とその仕事を選んだ理由をお教えください。
現在、消防署で救急隊員として救急車の運転、現場で応急処置や搬送先病院の選定、受け入れ確認を行っています。救急救命士として、傷病者の状態を悪化させない処置を心がけ、家族や医師との連携にも努めています。
私は人命救助の最前線で人を救いたいと思い救急救命士を目指しました。救急救命士として迅速な判断を下し最善を決断する現場での活動は大変ですが、やりたかったことが出来ている今、やりがいを持って働くことが出来ていると思います。
Q.広島国際大学救急救命学科(救急救命学専攻)で受講した授業のうち、思い出のある授業な何ですか?
国際救急救命学
アメリカの民間救急会社や消防署、ディスパッチャーセンターなどの見学をし、日本とアメリカの救急制度の違いや、救急救命士の処置範囲の違いなどを知ることができました。もともとパラメディックに憧れていたこともありとても印象に残っている授業です。アメリカではコミュニケーションをとるだけでも苦労が多く、言葉が通じたときの喜びやハプニングに遭遇した時の対応など短い期間でしたが自分自身に多くの経験を与えてくれました。
Q.学生時代を振り返って広島国際大学救急救命学科(救急救命学専攻)の魅力はどんなところにあると思いますか?
広島国際大学救急救命学科の魅力は、現場さながらの訓練ができる整った施設や資器材があることだと思います。手技を身に着けるには何度も繰り返して練習することが大切です。救急救命学科には資器材が揃っているため、一人一人が時間をかけてじっくりと訓練することが出来ます。希少な資器材や訓練シミュレーターなどを使って訓練することで4年間を通して丁寧に手技確認ができ現場でも使える確かな力を身につけられると思います。
Q.高校生の時に頑張っておいてよかった(頑張っておいた方がいい)と思われることがあれば、お教えください。
私は勉強が得意ではありませんでした。周りと比べて落ち込むこともありましたが、「横と比べるのではなく縦で考えなさい。」という教授の言葉で前向きになることが出来ました。周りと比べるのではなく過去の自分と比べて成長出来ているのか、自分のペースで努力を続けることが大切だと思います。
そして、充実した学生生活を送るためにも興味があることには勇気を出して挑戦してみてください。挑戦することで初めて経験になります。限られた学生生活の中、たくさんの経験をして思いっきり楽しんでください。

2025.7.15