独立行政法人国立病院機構四国がんセンター 勤務
久門 甲奈さん(2022年度卒)

 

 

Q. 今、どんな仕事をしていますか?

私は現在、四国がんセンターの8階東病棟(消化器外科・内科)で勤務しています。この病棟では、消化器疾患を中心に、周術期の患者さん、化学療法を受ける方、終末期の方など、さまざまな背景を持つ患者さんと関わる機会があります。

大学在学中は新型コロナウイルスの影響で病院実習に参加できず、不安を抱えたまま就職しました。しかし、学内実習で合併症の観察や経過の学びを重ねていたことが、実際の現場に出たときにも大きな支えとなり、ギャップをあまり感じずに働き始めることができました。

現在は後輩も増え、チームリーダーとして病棟全体の調整やスタッフのサポートにも携わっています。今年からリーダーとして活動し始めたばかりのため、困難もありますが、多職種と連携しながら、患者さんにとって最善の看護を提供できるよう日々努めています。

 

Q. 広国大看護学科で学んだ講義・演習・実習について、良かった点を教えてください。

ヒロコクは学内の施設が充実していると思います。

私たちが学生の頃は、コロナ禍という非常に困難な状況下でしたが、実習室や色々な医療機器類などの設備が充実しているので、学びを止めずに質の高い教育を受けることができました。学内であっても、模擬患者の事例をもとに、電子カルテや患者の経過に沿った展開ができるように、病院さながらの環境で学内実習に取り組めました。学内実習を通して、安心して実践的なスキルを身につけることができましたし、いざ臨地で実習が始まった際も、学んだ内容を十二分に発揮することができたのではないかと思っています。

 

Q. 卒業生として、後輩に伝えたいことはありますか?

看護学科では領域ごとに実習がありますが、私にとって特に印象に残っているのが急性期での実習です。患者さんとどのように関わるか、どんなことに注意して観察すればよいか、特に合併症の症状や変化の見方について、丁寧に指導していただきました。

そのときに学んだことは、就職して実際の現場に立った今でもしっかりと活かされています。患者さんの小さな変化に気づけたり、不安に寄り添った対応ができたりするのは、学生の頃の実習での学びがあったからこそだと感じています。

一つひとつ丁寧に向き合っていくことで、自信にもつながっていきます。現場で必ず役立つ経験になるので、ぜひ前向きに取り組んでみてくださいね。