兵庫県立尼崎総合医療センター
看護部 土井 良恵 さん
Q.今、どんなお仕事をされていますか。また最近特に力を入れていることがあれば教えてください。
兵庫県立尼崎総合医療センターの5階西病棟(精神科病棟)で勤務しています。当院の精神科病棟では、身体治療が必要な精神疾患患者さんのケアを行っています。
また、現場での経験を重ねる中で、より専門的な知識や技術の修得が必要だと感じるようになり、大学院に進学し、精神看護学ついて体系的に学びを深めました。
大学院での学びの中で、困難な場面に直面することもありましたが、そのたびに広国大での実習時のことを思い出しました。「知識や技術も不十分であった大学生の時の私でも実習を乗り越えられたのだから、知識も経験値も増えた今の自分ならきっと乗り越えられる!」と自分に言い聞かせながら、前向きに取り組みました。この経験を通じて、より強い精神力と問題解決力を身につけることができたと感じています。
大学院を修了した今、より広い視野を持ち、培った知識や経験を活かしながら、患者さんにとって最善の医療を提供できるよう取り組んでいます。
Q.広国大看護学科の学びのどんな点が良かったと思いますか?また、仕事をしていく中で感じたこと等もあれば、合わせて教えてください。
講義で得た知識を演習でアウトプットするなど、授業での学びを演習の実技や実習と結びつけ、より深めることができる連動性のあるカリキュラムが魅力的でした。また、講義・演習・実習のいずれの段階においても、先生方は私たちの疑問や不安に熱心に向き合い、丁寧に指導してくださいました。
卒業後は、勤務する病棟で特定の領域を担当することになりましたが、担当外の領域の知識が求められた際も、大学での授業を通して基礎がしっかりと身についていたため、不安を感じることはありませんでした。
Q.広国大看護学科のおススメな点について教えてください。
学年が上がるにつれ、専門的な学びが深まるとともに、国家試験、就職、そして就職後の将来について考える機会が増え、自分自身と真剣に向き合うことが多くなりました。そんなとき、先生方は親身になって話を聞いてくださり、温かく寄り添ってくださいました。
また、同じような悩みを共有できる友人や、一歩先を歩む先輩からの力強いアドバイス、そして夢に向かって努力し続ける後輩たちのエネルギーなど、周囲には常に支え合える仲間がいました。その環境のおかげで、不安を乗り越え、前向きに成長することができたと感じています。
広島国際大学看護学科は、一人ひとりが夢に向かって努力しながらも、仲間とともに励まし合い、共に成長できる場所です。看護の道を志す後輩の皆さんにも、この温かい学びの環境の素晴らしさをぜひ感じてほしいと思います。