めざす仕事

Career

描こう、未来。

将来は、病院や福祉施設での栄養指導、学校給食、行政機関での食育推進、アスリートの栄養管理、食品メーカーでの商品企画など幅広い分野での活躍が期待できます。医療が病院から家庭での看護、介護を含む地域社会の様々な場所で実践されていく時代、管理栄養士の活躍の場もまた広がっています。


未来計画~食&職で活きる

山下夏穂

祖父を救った栄養の力、
その力で患者さんを支えたい。

株式会社麻生 飯塚病院 内定

山下 夏穂さん

医療栄養学科 4年(愛媛県立 宇和島高等学校 出身)
※2017年度

 糖尿病で通院していた祖父が、管理栄養士の方の指導のおかげで症状が軽くなったんです。その姿を見て、食・栄養の持つ力はすごい!と感じました。私も健康維持のための栄養指導をしたいと考え、健康・医療・福祉系の大学であるヒロコクへ進路決定しました。


 管理栄養士は、活躍の場が広いため、学ぶべき知識も幅広いです。2・3年次で行った学内実習の1つに大量調理に関する講義がありました。献立作成、食券販売、環境設定、調理、栄養指導などすべてを私たち学生が主体となって行っていきます。実習中は大変なことも多かったですが、その分学んだことも多かったです。「美味しかったよ。」と声をかけていただいたことが、とても嬉しくて、栄養士・管理栄養士のやりがいの1つだなと感じました。

 4年次には病院へ実習にも行きました。そこでお世話になった管理栄養士の方が、とても気さくな方だったんです。患者さんからとても信頼されていて、「先生のおかげで数値が良くなったよ、ありがとう!」って嬉しそうに報告されている患者さんを見たこともあります。私も患者さんにそう思ってもらえるような管理栄養士になりたい。そう思って、病院への就職を決めました。


 内定先の病院では、直営での給食提供を行っています。そのため、最初は給食業務に携わり、治療食の調理や盛り付け、食事オーダーの処理などを担当する予定です。将来的には、実際に病棟を訪問して、入院患者さんの栄養相談や栄養指導、各カンファレンスへの参加といった栄養管理業務が増えていきます。管理栄養士として1つ1つ着実にステップアップしながら、チーム医療の中で患者さんのために働きたいと思っています。そのためにも、卒業後も積極的に勉強会などに参加して、新しい知識や情報を取り入れ、管理栄養士として成長していきたいです。

池田桃子

ゼミで出会った凍結含浸法。
介護の現場で、「食」をもっと豊かにしたい。

社会福祉法人 あと会 内定

池田 桃子さん

医療栄養学科 4年(広島県立 呉三津田高等学校 出身)
※2017年度

 私が小学生の時に、家族が入院することになりました。その時、管理栄養士の方にお世話になりました。人を助けたり、支えたりすることができるひと、その姿が忘れられませんでした。当時ヒロコクに在学していた兄の話も聞き、医療と栄養を学んで、あの人のようになりたいと、進学を決意しました。


 大学の講義では、栄養についての知識はもちろん、人の体の機能や疾病についても勉強します。講義の他にも調理学実習や献立作成実習、薬膳実習等もあって、食材のことや調理方法についても学ぶことができました。また、ここには、健康・医療・福祉系の学部が揃っているので、他学部との交流もできます。栄養学だけではなく、あらゆる分野を学ぶことができて、とても刺激を受けました。

 栄養教諭の資格を取るために教職課程も履修していたので、母校へ1週間の教育実習にも行きました。私が人前で授業をしているなんて、入学前の私には想像もできなかったと思います。大変なことも多かったですが、一緒に教職課程を履修していた仲間や先生方のおかげで乗り越えることができました。

 栄養学は人のためにも、自分のためにも役立てることができます。私生活でも、買い物に行った際は、エネルギーや脂質、塩分量等に注意しながら食品を選ぶなど、健康のことを自然に考えます。


 いまは、管理栄養士国家試験合格を目標に、ほぼ毎日ゼミ室で勉強をしています。息抜きを兼ねて、ゼミのみんなで旬な食材を使った料理をすることもあるんです。みんなで役割分担して料理をするんですが、それもまた勉強になっています。マイ包丁を買ったので、自宅でも1日1回は包丁を握るようにしています。


 食材の形状を保ち、色や味、香りを損なわず、歯茎でつぶせるやわらかさにすることができる「凍結含浸法」を講義で学びました。ゼミの卒業研究でもその技術の研究をしました。入学前は、人の健康のために何かできる管理栄養士をめざしていましたが、大学でこの技術を知り、介護食の取り組みに関わっていきたいと思うようになりました。


 今後は、在宅でのケアも進んでいくことになると思います。内定先の福祉法人では、「凍結含浸法」を取り入れているので、将来的には、咀嚼や嚥下が困難な方が、ご自宅でも楽しんで食事ができるように、介護の現場でさらなる介護食の発展に携わっていきたいと思っています。

渡邉一貴

ずっと好きだった食の力で、
人の命を支えることができる。

広島市立病院機構 内定

渡邉 一貴さん

医療栄養学科 4年(宮崎県立 五ヶ瀬中等教育学校 出身)
※2017年度

 食に関わる仕事をしている両親の影響もあり、幼少期から食に興味がありました。最初は、調理師もいいなあと思っていたんですが、大学への進学を考える中で、管理栄養士の道に進むことを決めました。


 大学では、献立を作成し、実際に100食分を作り提供する。といった実践的なスキルも学ぶことができます。学部の名前に「医療」とあるように、医療と栄養が組み合わさった教育を行っているので、「食の力」で、人々の健康維持・増進、病気の予防・改善を図ることができる知識・技術も取得できます。また、健康・医療・福祉系総合大学だからこそできる、他学部・他学科との連携により、医療人として必要な専門知識や技能を学ぶこともできました。


 いまは、休日問わず、ほぼ毎日大学のゼミ室に籠って、国家試験の過去問を何度も解いています。間違った問題は、人に説明できるくらいまで、自分の頭で理解するようにしています。月1で行われる先生オリジナルの模試や、4ヵ月に1回行われる全国模試もあるため、ゼミ生同士で教え合うなど、助け合って取り組んでいます。


 3年生の時に行った病院見学で、管理栄養士が栄養学的視点から患者さんの治療に関わっていることに感銘を受けました。管理栄養士は食事を提供するだけでなく、患者さんの命に携わることができる。自分の好きな「食・栄養」の分野で、人の命を支える責任のある職として、人のために働ける管理栄養士をめざしたい。と病院への就職を決意しました。


 医療の現場で働く者は、進歩する医療と共に学びに終わりがないので、常にアンテナを立て、さまざまな事を吸収していきたいと考えています。特に、高齢化社会の今、高齢者にとって食事は「生きる希望」になってくると思います。幅広い分野で人に寄り添えることができるのは管理栄養士しかいないと思います。
 自分が実習で指導されたように、自分も学生に教えられるまでに成長していきたい。将来的には、患者さんの命に関わるメディカルスタッフの一員として、患者さんはもちろん、医療スタッフから必要とされる大きな存在になることをめざしていきます。


卒業後の私は?

スポーツ栄養士です。
夢は東京オリンピックへの貢献。

2年次 有留 貴洋さん ※2016年度

アスリートにとっていかに食が大切か。そのことはずっと陸上を続けてきた私自身よく分かっています。だからこそスポーツ栄養士という資格に興味を持ちました。スポーツ栄養士になるには管理栄養士の資格取得が大前提です。勉強は大変だけど夢があるから頑張れる、そんな気がしています。1年の夏、「日本スポーツ栄養学会」に参加しました。本学部の学部長で、この学会の副学会長でもある八木典子先生が声をかけてくださったのです。学会では多くの方と会い、セミナーや展示などを通して大いに刺激を受け、スポーツ栄養士になりたい思いがより強くなりました。私の卒業後、2020年には東京オリンピックも開催されます。そこでの活躍も夢じゃない、チャンスはきっとあると信じています。

注目される「食育」。
子どもたちの笑顔がそばにある栄養教諭に

3年次 池田 桃子さん ※2016年度

学校給食の管理、栄養や食事のとり方の指導、食物の栄養についてなど、子どもたちの「食育」に携わる栄養教諭をめざしています。管理栄養士として、子どもと関わることができる新しい職業で、これから可能性のある仕事です。 通常の授業に加えて「教職課程」の授業を受け、1年次の後期は週に2コマ。2年次は、前期に週に2コマ、後期は週に3コマと、勉強は大変ですが、もともと、小さい子が大好き。1年次から、学内イベントの文化祭やクリスマス会など開催時に、子ども向けの工作教室のボランティアに参加して、一緒に遊んだり物作りを楽しんできました。これからは、目を輝かせて喜ぶ子どもたちの姿を、食の専門家として見続けていきたい、と思っています。

ありがとう、おいしいね、そんな言葉が聞こえる
福祉施設にいるかもしれません。

3年次 小野 秋葉さん ※2016年度

食材にこだわる母の料理を食べて育ったので、もともと”食”への興味は深い方でした。病院など、人の役に立てる職業として、ぼんやり思い描いていたのが管理栄養士です。でも、1年次の早期体験学習で病院と福祉施設を訪問して、病院よりおじいちゃんやおばあちゃんたちと触れ合える福祉施設で働くのがいいな、と少し方向が見えてきました。病院の管理栄養士さんはたいてい複数で働きますが、福祉施設はひとりで管理する場合がほとんど。責任の重い職場ですが、「目の前で食べてくれる人の笑顔を見たら、やり甲斐があるよ!」と、話す管理栄養士さんの言葉が、特に印象に残っています。栄養バランスや塩分量、食べやすさ、盛りつけなど学ぶことはたくさんあります。おいしい食事で笑顔になって、長生きしてもらえるよう、しっかり勉強したいと思います。


取得できる免許・資格

  • ●管理栄養士(国家試験受験資格)
    ●栄養士免許状
    ●栄養教諭一種免許状
    ●食品衛生管理者(任用資格)
    ●食品衛生監視員(任用資格)
    ●NR・サプリメントアドバイザー
    ●健康食品管理士
    ●食品衛生管理者※
    ●食品衛生監視員※
    ※2016年度以降の入学生対象
  • 授業風景


管理栄養士の進路分野

  • 病院

    個人の栄養アセスメントに基づく栄養管理、NST(栄養サポートチーム)での栄養サポート。
  • 福祉施設

    入所者や通所者の食事栄養管理、栄養ケア・マネジメント。
  • 学校

    保育園、幼稚園および学校で給食等を通じた食育活動。 学校には、栄養教諭として教職の採用が行われています。
  • スポーツ施設

    栄養相談、メタボ指導。 アスリートの栄養管理。
  • 企業

    従業員の食事栄養管理。 食品開発、メニュー開発。
  • 行政

    保健所や保健センター・県庁などでの地域の住民の健康づくりの方針の策定及び実施栄養指導。
  • 地域

    フリーの管理栄養士、自営栄養コンサルタントとして地域のために活躍。 地域包括ケアの中心となり、疾病等の予防に貢献する。
  • 大学院

    高度な課題解決を目指し研鑽を積む。
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