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2016年3月3日(金) ～ 3月6日(日)、薬学部初、入学前合宿を開催。

2016年３月３日(金) ～３月６日(日)、薬学部では、入学前合宿を広島キャンパスで行いました。目的は、薬学に欠かせない基礎学力を習得し、さらに、同期となる入学予定者たちが、ともに学び、ともに過ごす時間を持つことです。今回、学部初の企画でしたが、入学予定者のうち８６名が参加。なかには、愛知県や沖縄県など遠方から参加した方もいます。

「これから、薬学部で学ぶためには、基礎学力はもちろん、コミュニケーションが、とても重要。この合宿で、基礎学力の修得と、参加者同士、積極的な交流を図っていただきたい」。宇根瑞穂薬学部長のメッセージからガイダンスが始まりました。

３泊４日の日程で行われた合宿の内容は、極めてハード。ほぼ勉強漬けの４日間です。薬学教育で必要となる化学、物理、生物、そして数学の基礎を講義形式でもう一度学び、苦手な個所や理解が不足している点について、その日のうちに教員に相談、個別の学習サポートを受けます。基礎学力への不安を払拭できてこそ、入学者ひとりひとりが4月から大学生活をスムーズに始めることができ、ひいては、6年間にわたる専門教育の成果を手にすることができるとの考えから教員も手を抜きません。夜間には、在学生も相談役として合流。一足早く、勉学や課外活動の取り組み方や学生生活全般に関する質問に、先輩たちが答えるなど、出会いとコミュニケーションの場になっていました。

編集部では、合宿を終え、帰路へつこうとする参加者に感想を聴きました。いくつかを紹介します。
「入学前に覚えておかなければならないことが見えてきた」「他の大学にはない取り組み。苦手科目の不安を解消することができました」「友人ができましたよ」「薬学部の雰囲気がわかった」「入学後スムーズにスタートを切れそうです」と、いずれも明るい言葉ばかりでした。
参加者のみなさん、勉学面、生活面ともに、手ごたえを感じて合宿を終えることができたようです。

取材・文責　　広島国際大学WEB編集部