2015年10月31日(土)12:00~16:50に薬学科1年次生を対象に、「専門職連携基礎演習2」の一環として、本学医療経営学部 井山講師をお招きして一次救命処置に関する実習が行われました。本実習は薬学科1年次生全員を対象とし、およそ30名ずつ3回に分けて実施(2015年10月10日、10月31日、11月21日)されます。

広島国際大学は2013年度より医療とこころの専門職業人を育成する医療系総合大学としての新しい歩みを始めています。本学の母体である常翔学園の建学の精神は、世のため、人のため、地域のために「理論に裏付けられた実践的技術をもち、現場で活躍できる専門職業人の育成」を行うことです。この建学の精神にしたがい、本学では「ひととともに歩み、こころに届く医療を実践する人材の育成」を行っています。その目的を達成するため、多岐にわたる医療系専門職業人を養成している特色を生かし、在学中を通して「専門職連携教育(IPE)」を展開し、専攻、学科、学部を超えた教育を行っています。IPEでは自らの職業だけでなく、他職種についての理解を深める事ができ、その成果は将来、多職種が連携することで、さらに質の高い医療サービスの実現に貢献します。さらにIPEの中では医療人として必要な基礎的人命救助法(BLS)の修得も行っています。一次救命処置は、呼吸と循環をサポートする一連の処置で、胸骨圧迫と人工呼吸による心肺蘇生と AED を含み、心停止患者の社会復帰において大きな役割を果たすものです。


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