2025年10月25日(土)に、第24回卒後教育研修会「薬剤師が患者の暮らしと家族の思いにどう寄り添うか」を開催しました。

薬学部では、卒業後も薬剤師としての資質を高めるための「卒後教育研修会」を定期的に開催しています。今年度も、臨床現場で活躍する卒業生や薬剤師の方々が集まり、最新の医療情報や実践的な知識を共有しました。

 

当日は、シンポジウムと特別講演が行われ、地域で活躍されている3名の先生にご講演いただきました。

講演内容

・シンポジウム講演1:「重症心身障害者の医療施設における多職種連携 ~薬剤師の視点から考える支援のかたち~」

広島県立リハビリテーションセンター 医療技術部 薬剤科

本永真須美 先生(本学大学院修了生)

・シンポジウム講演2:「過疎地における薬局業務の現状と今後」

井上一誠堂薬局

甲斐大地 先生(本学卒業生)

・特別講演:「患者の暮らしや家族の思いに寄り添う」

医療法人社団 回生会 永井医院

天野尋暢 先生(医師)

 

薬剤師として患者の暮らしや家族の思いへの寄り添うことについて改めて考える良い機会となりました。

お忙しい中ご参加いただきました卒業生、在学生、教職員、地域でご活躍の薬剤師、ならびに医療従事者の皆様に心より感謝申し上げます。

 

<当日の様子>

 

薬学部で学ぶ6年間は、薬剤師としての基礎を築く大切な時間です。しかし、薬剤師の学びは「卒業したら終わり」ではありません。医療は日々進化しており、薬剤師も常に学び続けることが必要な高度な専門職です。

本学では、卒業後もこうした研修会を通じて、薬剤師としての成長を支援しています。