医療福祉学科 医療福祉学専攻

卒業生の声

勤務先社会福祉法人廿日市市社会福祉協議会 地域福祉課 勤務※2015年度時点

広島県/比治山女子高等学校 出身

医療福祉学科 2013年度卒業

落久保 靖子さん

地域の方々とのかかわりの中で
成長していきたいと思います。

生活や福祉に関するさまざまな相談援助、地域の方々の地域福祉活動の支援などを行っています。この仕事で大切なのは人との関係づくりであり、仕事の喜びもまた地域の人とのかかわりの中にあります。ご自分の経験を活かして地域に貢献されている民生委員の方など、魅力的な人との出会いの中で、日々成長を感じています。

勤務先地方独立行政法人広島市立病院機構 広島市立広島市民病院※2015年度時点

医療福祉学科 2001年度卒業

高木 成美さん

病気や障害と共に歩む人に安心を届けたい。
幅広い領域に携われる医療ソーシャルワーカーを目指して。

困っている人の役に立ちたいという想いが、出発点。

子どもの頃、同じ学校や地域など身近に障がいのある人が生活していました。日々暮らす中で、その人たちは、自分のやりたいことを思うように出来ず、何かを我慢しながら生活していることがあるように感じました。その時、 「その人たちが暮らす環境を変えるため、自分にできることはないか。」この想いが福祉の道を目指したきっかけです。

大学入学後は、地域の中で障がいを持つ人たちが、その人らしく暮らすために利用できる社会保障制度や仕組みについて学んでいきました。初めて聞く制度や福祉サービスは新鮮で、知らないことがたくさんあることを知りました。 その他にも、社会福祉の専門知識に加え、医療、看護、リハビリ、介護についても学ぶことができました。教授陣に現場経験者が多く、リアルな体験談を聞けたことが本当に良かったと、今、改めて感じています。 そして、大学3年生から福祉の知識をさらに探求するため、医療ソーシャルワーカー経験を持つ先生の研究室に所属。その先生との出会いが、医療ソーシャルワーカーという仕事との出会いになります。

「どうしよう」という不安を和らげる支えなりたい。

私が学んだ先生は、医療ソーシャルワーカーとして長年現場に勤めていらっしゃいました。 医療ソーシャルワーカーは、病気を患った方などが、地域や自宅で自立した生活を送れるようにするための社会制度(仕組み)の紹介、患者様や家族の悩み事の相談を受けるなど、社会復帰を後押しする専門職です。

入院された人の中には、大きく生活が変わる方もいます。通院による経済的な負担が増えたり、介助やサポートが必要になったりすることは具体的な事例の一つかもしれません。 経験のないことが自分や家族の身に起きたとき、「これから、どうしよう」と、誰もが思うはずです。医療ソーシャルワーカーは、そんな不安を持つ人の支えになる仕事です。先生の下で、仕事の内容を知り、病気や障がいを負った人に最初に関わることができるこの仕事を目指すことを決意しました。

安心した気持ちになってくれた時、医療ソーシャルワーカーのやりがいを感じる。

医療ソーシャルワーカーとなり、病気や障がいを持ちながらもその人らしい人生を送る決意をされた方々の悩みや迷い、不安など複雑な心理を理解し、一緒に気持ちの整理整頓をする、寄り添うことを大切にしています。私が相談を受けたことがきっかけで、困難な中でも「生活に光が見えた」「何とかなりそう」と安堵され、「ありがとう」「助かった」といった言葉を掛けていただいた時、仕事へのやりがいを感じます。

将来は、現在担当している新生児、妊婦、小児分野に加え、救命、高齢者、障害者、がん、HIVといった高度に知識を要する分野にも携わりたいと考えています。 福祉の専門職は、社会の中で弱者と呼ばれる人の存在を知り、その人たちの声に耳を傾け、共に生きる社会の実現に貢献できる仕事です。 険しい道かもしれません。ただ、福祉の道を歩んでいる仲間はたくさんいます。一緒に福祉の道を歩む人が増えるとうれしいなと思います。

勤務先岡山県精神科医療センター※2015年度時点

医療福祉学科 2005年度卒業

川上 俊輔さん

沢山の学びを得ることができた学生時代。
今は、多様なニーズに対応できる守備範囲の広さ、
柔軟性を持った精神保健福祉士になりたい。

一人の精神保健福祉士との出会いがこの道へ進むきっかけに。

精神保健福祉士を目指そう。 そんな想いを抱いたのは、大学4年次に経験した精神保健福祉実習がきっかけです。私は、それまで医療ソーシャルワーカーになることを目指していました。しかし、その実習でクライアント一人ひとりの声に耳を傾け、想いを理解し、病気や障がいを持ちながらも、その人らしく生きることを大切にされている。そんな精神保健福祉士の姿勢に感銘を受け、この道を選びました。 その実習先は…。今、私の職場になっています。 毎日、やりがいを持って仕事に取り組むことが出来ています。

一緒に考える。寄り添う。精神保健福祉士として大切な過程。

精神保健福祉士は、精神障害者に関する専門知識および技術を用いて、医療機関等と連携しながら、社会復帰を促進することをめざすとされています。なので、クライアントの症状や生活状況・一人ひとりの背景は多様で、答えを簡単に出すことはできません。答えを出すというよりも一緒に考え、寄り添っているという表現が良いのかもしれません。 クライアントがどう考えているかという土台。そこに自分の考え、サポートする他職種の考えを重ね合せ、連携しながら、想いのピースを積み上げることが大切な過程だと思っています。 その経験を積み重ねることで、自分自身も成長できているではないかと感じます。

自分の引き出しをいかに多く持つか。全ての経験は、仕事に生きる。

学生生活を振り返ると、一見、福祉の仕事に直接関係ないような経験が現場で役立っていると感じます。アルバイト、ボランティア、クラブ活動。学生時代の経験は全て自分の引き出し。仕事をする上で引き出しが多いことは、必ず生きてくるので、高校生の皆さんには沢山の経験を積んで欲しいと思います。 そして、最後に大学で得た専門知識について。医療福祉学科には、精神保健福祉士として必要な知識や技術を修得するカリキュラムの豊富さ。教員と密にかかわれ、興味ある分野をしっかり学び、体験できたこと。卒業後も福祉の分野で活躍する仲間との出会い。沢山の魅力が詰まっていました。 将来は、精神保健福祉に限らず様々な福祉分野に興味を持ち、クライアントの多様なニーズに対応できる守備範囲の広さ、柔軟性を持った精神保健福祉士になりたいですね。

勤務先株式会社Bee-Hive 障害福祉サービス事業所Bee-Works※2015年度時点

医療福祉学部 医療福祉学科 2001年度卒業

藤井 知佳さん

誰かの役に立ちたいという想いが原点。
今は、障害のある人の活躍を知ってもらうことも私の仕事。

誰かに頼られるサポーターを目指して。

「人の役に立てる仕事がしたい。」 高校生の頃に、そんな想いを持っていました。ただ、どんな仕事がいいのかはっきりイメージできずにいました。そんなあるとき、【注】コメディカルの職場を見学する機会があり、初めて社会福祉士として活躍する方に出会いました。 見学を通じて、社会福祉士は、色々な人の個性を大切にしながら、悩みを解決するサポーターであり、仲間として関われる仕事だと感じ、福祉の道に進むことを決めました。 大学に入学した後、福祉の勉強を進める中、障がい者福祉を専門とする先生から掛けてもらった一言で自分の進みたい道が決まります。 「障がい者福祉の分野は、子どもから大人まで、幅広い方と関わることができるよ。」 色々な人と関わりたいという考えを持っていた私にとって、その一言は効果抜群。 障がい者福祉への進路に方向が決まり、そして、頼られるサポーターになるため、社会福祉士、精神保健福祉士を目指すことを決めました。

障がいのある人の活躍を知ってもらいたい。

大人になると誰もが仕事を持ち、誰かの役に立ち、そして社会に貢献していると感じたとき、「頑張ってよかった。」と自分の価値に気付く瞬間があるのではないでしょうか。 今の仕事は、障がいのある方々がその気付きを感じる瞬間に立ち会える仕事です。一緒に伴走しながら、ともに喜び、ともに悲しむ。同僚であり、サポーターであり、仲間でもある。高校の時に感じた言葉が本当に当てはまる仕事だと思っています。 ただ、一緒に伴走するだけで終わらないようにしないといけません。障がいのある方、そのご家族のサポートはもちろんですが、地域づくりの役割も担う必要があります。障がいのある方が、地域で当り前に働いていること、社会の中で活躍している姿をもっと知ってもらえるよう頑張っていくつもりです。

国家試験合格はゴールではなく、スタート。社会で学ぶ楽しさをいつか実感するはず。

大学時代を振り返ると、医療機関や福祉の事業所など、実際に働く方から直接お話しを聞く機会が多かったなと思います。働いている今、「あの時の話はそういうことだったんだ。」と改めて気づかされますし、知識を詰め込むだけでなく、現場で感じ、同級生と意見交換し、互いに学べた環境はとても充実していたと思います。 社会福祉士や精神保健福祉士は、福祉の知識を活用して、不安や悩みを持つ人の暮らしや権利を守るという大事な役割を担っています。国家試験合格は、一定の専門知識を持っているというスタートで、社会に出てから学ぶ日々が待っています。 学ぶことは楽しいことです。それを私自身が実感しています。 高校生の皆さん、よかったら、私の職場に見学へ来ませんか。ぜひお待ちしています。

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