常翔学園 広島国際大学

チャレンジプロジェクト
『瀬戸内イキイキ』プロジェクト

瀬戸内の島々で高齢者が活き活きと暮らし続けるため、地域の活性化を目的に、看護学部の学生が健康に関する知識を提供します。現在は大崎上島と豊島を舞台に活動しています。

瀬戸内イキイキプロジェクト、今年度最後のサロンへ参加!

3月3日、プロジェクトメンバーの9人と教員1人、元メンバーである卒業生1人で、大崎上島の山尻サロンを訪れました。
会場の山尻サロンには12人の方が参加してくださいました。

活動目標は、
1)高齢者が健康チェックを通して自身の健康状態を把握、また入浴事故が身近で起きることであることを知り、「入浴事故の予防」について理解できる。
2)高齢者との関わりを通して島での暮らしや生活の知恵について知り、得た情報を共有し今後の活動の参考にする。
3)高齢者と積極的にコミュニケーションをとることができる。
の3つでした。

最初に行った健康チェックでは、血圧、脈拍、SpO2に加え、握力を測定しました。日頃から病院で血圧を測り数値を記録されている方や、地域の活動に参加されるなどして身体を動かしているという94歳の方もおられ、皆さんの健康に対する意識の高さが伺えました。

健康チェックで血圧測定を行う様子

健康チェック終了後の会食では、島で採れた新鮮な野菜を使って作られたカレーライスやサラダ、お漬物、デザートには手作りの羊羹までいただきました。お母さんの味を思い出すようなとても親しみやすい味で、「たくさんおかわりしてね」と何度も言っていただき、本当にお母さんの温もりに触れたような気持ちになれました。
また、デザートの羊羹の中には大きくて甘い栗が入っており、「これも島で採れたんだよ」とお話してくださいました。

お昼ご飯のカレーライスとサラダ、漬物まで手作りです!

会食後は、ティータイムとビンゴゲームを行いました。
ティータイムでは、島のお土産として有名なレモンケーキをコーヒーや紅茶と一緒にいただきました。サロンでのティータイムは初めての経験でしたが、とても和やかな雰囲気の中で島の方々の生活や趣味、普段のサロンの様子などを聞け、素敵なひと時を過ごすことができました。
その後のビンゴゲームでは、サロンの方が事前に用意してくださった景品をゲットしようと、番号が読まれるたびに一喜一憂!学生もサロンの方々も、みんなで盛り上がりました。

ビンゴゲームで盛り上がる様子

ビンゴゲーム終了後には、今回が初出しとなる「高齢者の入浴事故とその予防法」についての健康教育を行いました。
高齢者の入浴事故は交通事故よりも多く発生していることや、特に冬場に起こりやすいことなどをお話してから、その予防法として「じこぼうしカニ」という手作りの語呂合わせを紹介し、サロンの皆さんと学びを深めていきました。
熱心に話を聞き、積極的に質問してくださる方や、「これなら簡単に出来そうだからやってみよう」と言ってくださる方もいて、私達にとっては来年度の課題ができたと同時に、やりがいも非常に感じられる貴重な時間となりました。


健康教育終了後は、バースデーソングを合唱し、みんなで誕生日が近い方のお祝いを行ってから、最後にはお菓子蒔きまでしてくれ、お土産にみかんやレモン、大根などをたくさん持たせてくれました。

この山尻サロンへの訪問は、瀬戸内イキイキプロジェクトが結成してから毎年の恒例となっています。今年も私達をとても温かく歓迎してくださり、雨で天候は悪かったものの、サロンの皆さんの笑顔と優しさに触れることができ、とても温かい気持ちいっぱいで帰ることができました。

集会所前で大根もって集合写真!

三谷彩嘉(看護学科2年)