常翔学園 広島国際大学

課外教育プログラム
地域活性化支援プロジェクト『瀬戸内イキイキ』プロジェクト

瀬戸内の島々で高齢者の方が活き活きと暮らし続けるため、地域の活性化を目的に、看護学部の学生が健康に関する知識を提供します。現在は大崎上島と豊島を舞台に活動しています。

4年生による活動報告・2022年度の活動の振り返り会を行いました!!

3月9日(木)に、呉キャンパス2号館7階2702教室で、4年生による活動報告・2022年度の活動の振り返り会を行いました。学生27名と顧問教員2名に加え、教員6名、学校職員5名、外部の協力団体から5名の方が参加してくださいました。

会は2部構成で行われ、1部に「4年生による活動報告」、2部に「2022年度の活動の振り返り」を行いました。

 

まずは1部の「4年生による活動報告」についてです。4年生の先輩方が4年間の活動内容と学びについて発表してくださいました。

今年度の4年生は、1年生の終わりから新型コロナウイルスの流行が始まり、大学生活の3年間をコロナ禍で過ごされました。特にこの瀬戸内イキイキプロジェクトでは、2年生が幹部を務め、中心となって活動を進めていきます。そのため、幹部になってからの活動がすべて新型コロナウイルスにより制限されており、あまり動くことが出来ていなかったのではないかと思っていました。

しかし、世間が暗くなっていた中でも先輩方は「イキイキの活動を繋げていきたい」という思いから、できることを試行錯誤し、努力されてきたことが今回の発表で分かりました。先輩方が型をつくってくださったおかげで、昨年度・今年度もコロナ禍で活動が続けられてきたのだと思います。

また、「大学からの助成金が受けられなくなるかもしれない」という危機があったという事実を初めて知りました。その時に先輩方が、プロジェクト存続に向けて大学側に働きかけてくださったおかげで、現在の活動が継続できていると知りました。4年生の先輩方は、「イキイキの恩人」だと思います。

歴代の先輩も含め、これまでこの「瀬戸内イキイキプロジェクト」という活動を確立してきてくださった先輩方に感謝するとともに、今後この活動がより良いものとなるように、私たちも頑張っていきたいと思いました。

1部の終わりには、2・3年生の幹部からプレゼントをお渡しし、記念撮影をおこないました。

 

次は、2部の2022年度の活動の振り返りについてです。2部は2年生幹部から2022年度の活動を紹介しました。それを踏まえ、来年度自分たちが出来そうなこと・やりたいことについてグループワークをしました。先生方、学校職員、外部団体の方には、私たちに期待することを発表していただきました。グループは、教職員・外部団体の方が各グループに必ず入るようにしました。グループワークの後には全体で意見を共有しました。

 

 

グループワークで話した、「学生が出来そうなこと・やりたいこと」では、「サロンでトランプなどのカードゲームや折り紙などを一緒にして、島の方々との交流を深めたい」「島の方々と一緒に身体を動かしたい」「サロンで実際に健康レシピを作って、生の感想を聞きたい」「学食に島の特産品を使ってほしい」など、たくさんの意見が出ました。「教職員・外部団体の方が期待すること」では、「東広島キャンパスの学生と連携を取ってほしい」「わらって生きようのダンスをアレンジしてほしい(転倒予防・認知症予防などの目的で)」「島の方を大学へ招く」などの意見をいただきました。

グループワークで意見交換をすることで、来年度の活動の展望が見え、活動への気持ちがより高まりました。2部の終わりにも、参加者全員で記念撮影をしました。

 

 

今回の4年生による活動報告・2022年度の活動の振り返り会を通して、瀬戸内イキイキプロジェクトの活動の意義を再確認するとともに、来年度どのように活動していくかを考えるための大きなヒントを得ることが出来ました。来年度の幹部を務める1年生は、「先輩の活動やアドバイスを聞けて良かった。活動の意義を改めて知ることが出来た。」とコメントしており、来年度の活動を頑張っていきたいという熱意を感じることが出来ました。

島の方々のニーズに応えられるよう、また、先輩方が守ってきてくださった「瀬戸内イキイキプロジェクト」を守っていけるよう、来年度も頑張っていきたいと思います。

 

医療栄養学科2年 児玉清花

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