2月5日(日) 13時から医療薬学研究センターで呉市薬剤師会員の先生方を対象に標記研修会を開催しました。

在宅患者のがん性疼痛に対する緩和ケア医療において、医師と協議の下で各種の麻薬注射薬を調製して患家へ届け、

使用に際しての適切な患者指導と品質・有効性・安全性を確保するためのモニター活動は保険薬局の薬剤師の大き

な責務となっています。本研修会では、麻薬調剤の実際、持続注射する際に使用するインフューザーポンプに関す

る講義の後、無菌室に移動して実際に処方されると想定される模擬処方せんに基づいて麻薬(模擬)注射薬を無菌的

に調製する実習を行いました。

参加された薬剤師からは無菌調製の一連の操作や調製する際の留意点がよく理解できたとの意見を頂くと共に、

薬学部の協力に感謝されていました。