広島県における新型コロナウイルスワクチンの集団接種が開始されるにあたり、日本薬剤師会、広島市薬剤師会、広島市からの依頼・要請に応え、本学薬学部の教員多数が接種関連業務に協力しています。

 

広島マリーナホップ、イオンモール広島祇園、真亀公民館等の広島市内集団接種会場において、臨床経験を活かして、デリケートで壊れやすいワクチンを清潔、正確かつ迅速に調製し、医師や看護師の方が接種しやすいように準備するとともに、ワクチンと服用中のお薬との相互作用等で不安を抱えている高齢者からの相談業務に携わっています。他の地域と同様に、ワクチン接種関連業務に協力出来る医療従事者が不足していることが問題となっている中で、薬局・病院薬剤師の方々とともに本業務を遂行することで、ワクチン接種者の増加と感染者の減少に貢献しています。

 

今後、新型コロナウイルスワクチン集団接種はさらに多くの方々を対象として実施される予定であり、引き続き地域・社会からの要請に応えて参ります。

 


新型コロナワクチン調製業務

 


お薬相談窓口の様子

 


お薬手帳を確認し、患者への質問回答および医師へ情報提供用の文書を作成