接種年齢の引き下げ、職域接種の拡大に伴いコロナワクチンを調製する機会が急速に増加しており、薬剤調製者としての薬剤師の養成が急務となっています。広島国際大学では地域貢献の一環として呉市薬剤師会と協働してこれらのニーズに応えるべく新型コロナワクチン調製研修会を開催しました。

研修会は2021年7月4日(日)および11日(日)に、本学部の医療薬学研究センターにて呉市薬剤師会の薬剤師を対象に開催されました。

研修会ではファイザー製ワクチン(コミナティ)を想定した模擬バイアルを用いて、ワクチンの希釈およびシリンジ充填の実技研修を行いました。指導は医療薬学研究センター所属の実務経験を有する教員により行われました。

指導にあたった教員は既に新型コロナウイルスワクチン集団接種における接種関連業務にも協力しており、今回の研修会ではそれらの経験を基により具体的な操作法、注意点なども踏まえた研修会となりました。

今後も大学の責務として地域・社会からの要請に応えていきたいと考えています。