10月24日と25日に呉市役所1階多目的ホールでがん検診受診促進イベントが行われ、薬学部の1年生と5年生を中心とした25人がキャラバン隊として参加しました。

 

学生たちは、当日来庁した市民に対し、がん検診に関するアンケートの実施、検診方法・申込方法のレクチャーや〇×クイズを通じたがん検診受診に関する啓発活動を行いました。また、がん検診だけでなく、がん予防と前向きに向き合う意識づくりに繋げることを目的に、学生たちが作成した「がん予防に関するパンフレット」を配布するとともに会場に設置されたがんの基礎知識を学べるタッチパネル式機器「みんなのがん学校」の体験を呼び掛けました。

 

さらに、市役所を訪れた人たちに「明るく楽しい気持ちでイベントに参加してもらいたい」という想いを込めて、ハロウィンの飾りつけを実施。イベント会場を華やかな雰囲気に仕上げました。

 

市民への声掛けを行う場面では、学内外の実習で培ったコミュニケーション力を生かし、慣れた様子で説明を行う5年生と緊張しながらも積極的に話しかけたり、ブースに市民を案内する1年生の姿が見受けられ、学生にとっても貴重な経験となりました。

 

この取り組みは、呉市が推進する事業「ヘルスサポートくれ」における「みんなのがん学校を通じた啓発事業」の一環で、同市と本学をはじめ、製薬会社のノバルティスファーマ(東京)、調剤薬局などを運営するマイライフ(呉市)の4者による産官学連携事業です。

 

今後も行政や企業との連携を通じた活動を通じて学び、市民の健康増進に貢献していきます。

 

■「ヘルスサポートくれ」推進事業についての詳細は以下の呉市HPから

https://www.city.kure.lg.jp/soshiki/59/herusapo.html

 

会話をしながらアンケートを実施

 

がん検診の受診方法などを説明

 

がん検診の受診方法などを説明

 

市民に呼び掛ける学生と呉市のマスコットキャラクター「呉氏」

 

「みんなのがん学校」を体験する市民