- ホーム
- 4つの特徴
より広く、より深く
真の看護師、保健師を育てる教育
看護師、保健師の仕事は、幅広い見識と確かな技術を持ち、対象者に心から寄り添う姿勢が必要です。少人数制によるきめ細かい教育と、スタンダード科目やオプション科目やIPE(専門職連携教育)など価値観を深めていくグループワークを通して成長をサポートします。また、最新の設備が整った看護実習室など、高い技術を育む環境は万全です。保健師教育は、2011年のカリキュラム改正により、広島県内の看護系大学では選択制となりました(選択制:25名)。
-
02
土台を築くための
スタンダード科目や
オプション科目、
IPE(専門職連携教育)入学後に行われるスタンダード科目やオプション科目は、学びの土台づくりを目的としています。専門学校が技術的なものに力を置くのと違って、本学では専門科目に入る前の基礎教育をしっかりと学びます。科目は50あり、自然科学や情報処理、外国語など多様で、さまざまな視点から土台づくりを行います。
またIPEでは、基礎演習として、それぞれ他学部の学生と交流をしながら、グループワークで一つの問題にチャレンジするなど価値観や考え方の幅を広げ、柔軟性を身につけていきます。コミュニケーションを深め、チームで連携する
准教授 糠信 憲明
IPE(Interprofessional Education)とは、専門職連携教育のことを言い、専門職の純度を高める上での幅広い視野や価値観を身につけることを目的として、本学の全学部に広国教育スタンダードの一つとしてIPEのプログラムが組まれています。
専門職連携基礎演習では、多職種を知り理解するために、違う職種をめざす学生と共に学ぶことを大切にします。ディスカッションを通じてコミュニケーション能力を高め、また一次救命処置法を学ぶなど、生命と向き合う意識や姿勢を学びます。
専門職連携総合演習では、計画立案・実践をテーマとして、専門職をめざす学生が一つのチームを作り、具体例をもとにケアプランを作成します。さらに、今後は地域の病院や老人福祉施設、地域の方との関わりを通した健康教室など、様々な手法で実際にチーム医療を体験することをめざしています。
1年次では、医療に関する職種にはどのようなものがあるかをグループワークで学びます。グループの中には看護学部はもちろん、医療栄養学部、薬学部、医療経営学部の学生が参加します。例えば、救急救命士、臨床心理士、臨床検査技師などの職種が何年の教育課程を経てから就くのか、さらにはそれらの職種の人の勤務している場所や、勤務実態についても詳細に知り、次の段階では具体的な事例を想定し、どんな職種が協力し合うかを話し合います。IPEは地域包括ケアが進む中で核になるチーム医療を知る、これからの学びです。