教育×人 -リレー・エッセイ48-

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学生ならではのチャレンジをたくさんして欲しい。

教授 杉原 数美

博士(薬学)、薬剤師

専門分野:薬物代謝学、環境衛生薬学

学内だけでは得られない学外での体験機会を企画しています。

薬学部は学習内容の難易度が高く、ボリュームも多いので、多くの学生が、日々の学修だけでいっぱいいっぱい。部活もバイトもボランティアも経験しないままに卒業していきます。勉強だけでなく、いろんなことにチャレンジできる学生という立場を利用して、学外を見聞し様々な人と接して欲しいと思っています。その一環として、県内各地で実施されているへき地医療を見学したり、学会での発表を通して他大学の学生や実務に就いている先輩方と接する機会を多く作っています。研究室では、「外に飛びだそう! 多くの人と交流しよう!」等、わかりやすく連呼しやすいスローガンを毎年掲げています。それに基づくイベントを企画して、交流機会をたくさん作っています。

知られざる進路、職業がたくさんあります。

薬学部を卒業後の進路は、病院や保険薬局の薬剤師だけではありません。皆さんの高校をはじめ小中学校に出向いて衛生環境(教室の明るさ、空気の汚れ、黒板の見えやすさ、プール水の検査など)や理科室、保健室の薬品の管理などを行う「学校薬剤師」としても活躍しています。その他、製薬会社で薬の開発を行ったり、食品や化粧品会社での研究開発に携わる人もいます。さらに、公務員となり、保健所などで食品衛生・薬務などの衛生行政に携わる人、麻薬Gメンとして乱用薬物防止に活躍する人など、進路は多岐に渡ります。薬学部は6年間かかり長いと思うかもしれませんが、他の医療系学部より基礎となる学問の学習量が多いので、様々な進路に適応可能な知識を得ることが出来ます。

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