環境毒物代謝学研究室
有害な外的要因を調査し、予防薬学を究明。
瀧口 益史、田中 満崇、平尾 雅代
人の大切な「生(いのち)」を「衛(まもる)」、衛生薬学という分野を研究しています。私たちが生活をし、
食事をするという当たり前の行為の中にも、さまざまなリスクが潜んでいます。普段食べる米やたばこの中には、
カドミウムという成分が入っており、実は発がん性があります。細胞にカドミウムを与えて培養すると、その細胞の遺伝子(DNA)には、変異が起こらないのに、がん細胞になります。この不思議な発がんの仕組みについて、遺伝子をとりまくさまざまな分子の変化に注目して研究を進めています。一体どこまでが病気にならずに許容できる量なのか。そのボーダーラインを調べるために、
基礎データを取り、がん細胞になるメカニズムを調べ、病気にならないための予防薬学を究明しています。
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