施設・設備紹介
リニアック(高エネルギー放射線治療装置)
がんなどの病気を治療するために患者さんの体に放射線をあてる機械です。病気の部分にピンポイントで放射線を当てることで、がん細胞を壊す効果があります。診療放射線技師は、正確に安全に照射できるように計画や操作を担当します。
X線CT装置
X線を使って体の中を輪切りのように撮影し、コンピュータで画像を再構成する機械です。骨だけでなく、内臓や血管の様子も詳しく見ることができ
ます。ケガや病気の状態を立体的に把握するのに役立ちます。
SPECT装置(核医学画像検査装置)
ごく少量の放射性物質を体に入れて、体の中の機能を調べる機械です。SPECTという装置で、がんの広がりや脳・心臓の働きを詳しく調べることができます。見えない体の「働き」を画像化できるのが特徴です。
MRI装置(磁気共鳴診断装置)
強い磁石と電波を使って、体の中を画像にする機械です。X線は使わないため被ばくがなく、脳や関節、筋肉など、やわらかい組織を見るのに優れています。検査中に大きな音がし患者さんは驚かれますが、1回が5~7分程度、それが数回繰り返されます。
マンモグラフィ装置
乳がんを早期に見つけるための乳房専用のX線撮影装置です。乳房を軽く圧迫して、細かなしこりや石灰化を見つけやすくします。診療放射線技師が正確で丁寧に検査を行い、安心して受けられるようサポートします。
X線TV装置
X線テレビ装置は、体の中の動きをリアルタイムで見るためのX線装置です。胃の検査などで使われ、動画のようにX線画像を映します。診療放射線技師が安全に操作し、医師の検査や治療をサポートします。
X線撮影装置
X線という目に見えない光を使って、体の中の骨や臓器を写真のように映し出す機械です。骨折の確認や肺の状態を見るときによく使われます。とても短時間で撮影でき、診断の第一歩として使われます。
超音波装置
高い周波数の音(超音波)を使って体の中を見る機械です。心臓の動きや赤ちゃんの様子、腹部の臓器などをリアルタイムで観察できます。痛みもなく、体にやさしい検査です。