救急救命学科2024.5.22
救急救命学科の学生が自然災害のメカニズムを学ぶ
救急救命学科2年生47人が5月21日、「自然災害防災論」の授業で東広島市黒瀬区域にある西日本豪雨で山腹崩壊した現場を見学しました。この取り組みは、林野庁近畿中国森林管理局の広島森林管理署山地災害復旧対策室の協力で、実際の土砂災害跡地見学を通して、学生らの治山事業に関する知識や防災意識の向上につなげています。
土砂災害跡地に到着すると、同庁職員が当時の被害状況を振り返るとともに、災害後の復旧事業について説明。学生は真剣な面持ちで聞いていました。今回は、山の中腹まで登り工事前後の状態や工事進行中の現場を視察。自然災害について知識を深めたいという意欲が伝わってきました。
山の斜面を歩きながら災害現場を視察
山の中腹での工事現場を視察
今後は、山の緑を取り戻すために同庁が行う植栽工に参加する予定もあり、災害の発生メカニズムを学ぶだけでなく、復旧事業にも参加しながら地域に貢献していきます。