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保健室・学生係

保健医療学部１年生を対象に、２０２４年７月３１日（水）「HIV・性感染症学習会」を開催しました。学習会では、広島県西部東保健所の保健師さんをお招きし、HIV・エイズ、梅毒の感染経路や症状、予防法、保健所での取り組みについて学びました。

広島県におけるHIV新規感染者数は横ばい傾向、また梅毒感染者数においては全国的にも急激な増加が問題になっていますが、東広島市を含む西部東保健所管内でも、2023年度梅毒新規患者数は過去最多となっており、かつHIV・梅毒検査数・相談者数の約4割が20代以下となっています。

授業に参加した学生からは、他人事ではなく、自分自身にとっても身近な問題として、熱心に聞き入っている様子が伺えました。またアンケートでは、「エイズとHIVは同じものだと思っていたので今日の講習で違うものだと知ることができてよかった。」、「性感染症になる前の予防や検査をすることがとても大切だと感じた。」「パートナーのためにもルールをしっかり理解して守っていきたいと思った。」などの感想が寄せられました。将来の医療を担う医療従事者候補として、HIV・性感染症の理解を深めることができたのと同時に、今後、自身や身近な人を大切にする行動を取ってもらえることを期待しています。

以上