救急救命学科2024.9.12
東広島市消防局と救急救命学科が連携した多数傷病者対応(トリアージ)訓練を実施!
9月11日(水)東広島市消防局敷地内で実施された多数傷病者対応(トリアージ)訓練に救急救命学科2年生48名が参加しました。
大規模災害により多数の傷病者が同時に発生した場合、複数隊の連携の下、傷病者の容態に応じ搬送の優先順位を決定するトリアージを行い、傷病者の生命・身体を守ることが必要になります。
この訓練は11回目となりますが、今回の訓練に初めて救急救命学科の学生が加わりました。救急救命学科の学生が傷病者役、傷病者を搬送する搬送消防隊などを務めることで、訓練の規模も大きくなり、緊張感ある訓練となりました。
東広島市消防局と救急救命学科の連携を通じて、市の消防体制強化・人材育成、学生の学びの深まりなど様々なメリットが生まれます。今後も連携した取り組みを行っていきます。
東広島市 宮本 泰成 消防司令長(参事兼救急対策室長)
「多数傷病者発生事案は、いつでも、どこでも起こり得る。発生した際には、的確な活動が出来るよう今後も訓練を重ねていきたい。広島国際大学との連携により大規模な訓練も可能となり、引き続き協力していきたい。」
救急救命学科2年 難波 櫂さん(訓練の動画撮影を担当)
「指揮者3名が連携し、現場の優先順位、搬送先の病院、ドクターヘリの要請など多岐に渡る事案について、漏れとミスなく一回の指示で判断を行っていた。その判断で現場が連動して動く状況を間近で見ることができ、とても勉強になった。」