臨床工学専攻2025.4.16
科学情報誌Impactに、医療技術学科臨床工学専攻 上月准教授の研究内容が掲載されました。
英国Science Impact社が発行している科学情報誌Impactに、保健医療学部医療技術学科臨床工学専攻 上月准教授の「小・中学生が直感的に理解しやすい電気分野の教育教材の開発と模擬授業による教育支援」に関する研究内容について掲載されました。
(2025年4月号20-21ページ)
青少年の科学離れが深刻な社会問題となっており、将来の科学技術を担う人材の育成が困難となりつつあります。
特に電流や電圧は目で見ることができず、現象のイメージが湧きにくいことから、電気分野に苦手意識をもつ児童・生徒や小・中学校の教諭が多くいます。
上月准教授はこれを解決するため、電流や電圧の大きさを色の違いにより可視化する教材開発に取り組んでいます。
さらに、開発中の電流計や電圧計を用いて小・中学校の教諭を対象とした実験教室を開催し、教諭の電気分野の理解を深めることで、大学から小・中学校の教諭、小・中学校の教諭から児童・生徒たちへと理解の輪を広げたいと考えています。
英国雑誌Impactについて
Science Impact社が発行する科学情報誌Impactは、世界中の大学・研究機関・国および地域の研究資金提供機関などに読まれています。
電子版が世界最大の学術誌ポータルサイトIngenta Connectから閲覧できます。
https://www.ingentaconnect.com/contentone/sil/impact/2025/00002025/00000002/art00008
上月准教授の研究者詳細情報はこちら
https://www.hirokoku-u.ac.jp/research/medical-care/ce/tomotaka_kouzuki.html