生化学研究室5年生の北村さん、末田さん、仙波さんの3名が福岡国際会議場・マリンメッセ福岡・福岡サンパレスで行われた日本薬学会第145年会にて、これまで行ってきた卒業研究の成果をまとめポスター発表を行いました。

北村さんは「RasGRP2はグリセルアルデヒドによるタンパク質のTAGE化を抑制する」、末田さんは「低グルコース条件下のヒト膵臓癌細胞におけるHNRNPMヘテロノックアウトの影響」、仙波さんは「乳酸菌飲料中の食事性終末糖化産物の消化分解による影響」という演題名で発表しました。

発表では活発な議論が交わされ、多角的なご意見やご質問をいただき研究内容に対する理解をさらに深める良い機会となりました。今回の学会でいただいたご質問やご意見を活かし、卒業研究発表や卒業論文をより良いものにしていきましょう。

参加した学生の感想
北村さん「発表内容について質問やフィードバックをいただき、自身の研究に活かせる貴重なヒントを得ることができました。また、さまざまな分野の方が集まる薬学会で他の方の発表を聴くことで、自分の研究以外の分野についても知識を深め、視野を広げる良い機会となりました。」
末田さん「中々、人前で発表する機会がないので、とても貴重な経験になりました。質疑応答では、様々な質問やご指摘を頂き、自分に足りない知識や研究課題を見つけることができたので、今後に活かしていきたいと思いました。」
仙波さん「初めての学会発表でとても緊張しましたが、これまで取り組んできた研究を発表する中で、分かりやすく伝える力や質問に的確に答える力を養う貴重な経験となりました。」

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