生化学教室に所属する4年次生による卒業研究Ⅰの中間発表会を実施しました。
「がん幹細胞」「オートファジー」「プロテアソーム」「 (歯周病菌)」「ワールブルグ効果」の中から1つのテーマを選定し、専門書や論文などの文献調査を通じて得た知見をまとめて発表を行いました。
科学的な情報を正確に収集・整理し、第三者に分かりやすく伝える能力は、患者さんに対して服薬指導を行う薬剤師にとって極めて重要なスキルです。卒業研究を通してこれらの能力をさらに磨いていきましょう。
学生の感想
「発表は非常に緊張しましたが、事前に準備していた内容をしっかりと思い出しながら、無事を終えることができて安心しました。」
「発表準備のために参考文献を読み進めましたが、内容が難しく、理解を深めることに加えて、それをスライドにわかりやすくまとめることに大変苦労しました。しかし、その分しっかりと準備を重ねたことで、当日は落ち着いて発表を行うことができ、自分なりに納得のいく発表ができたと感じています。」
「調べた内容をきちんと理解し、それをどのように相手にわかりやすく伝えるかを考えることは非常に難しかったですが、大変貴重な学びとなりました。また、他の方の発表を聞くことで、多くの刺激を受け、自分にはない視点や表現の仕方を知ることができました。今回の経験を今後の卒業研究にしっかりと活かしていきたいと思います。」