生薬漢方診療学教室の小西由芽さんお記事が掲載されました。漢方の基礎を学ぶ講座(中島正光先生講演)
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研究室の小西由芽さんの記事が中国新聞に掲載されました。漢方の基礎を学ぶ講座(中島正光先生講演)
生薬漢方診療学教室の小西由芽さんお記事が掲載されました。漢方の基礎を学ぶ講座(中島正光先生講演)
広島県病院薬剤師会呉支部研修会で所属学生が研究成果を発表
広島県病院薬剤師会呉支部研修会が6月19日、「ビューポートくれ」にて開催され、当研究室所属の6年生谷村隼人君と秦良輝君が「酸化マグネシウム製剤服用患者における高マグネシウム血症の発生状況と発生に影響を与えるリスク因子の検討」と題して一般演題発表をしました。 本研究は卒業研究として彼ら2人が共同で取り組んだ内容であり、現在、臨床で繁用されている酸化マグネシウム(Mg)製剤の使用と副作用である高Mg血症の発生動向およびその要因を明らかにするため、市中医療機関へ直接出向いて患者データを収集し、解析・評価した内容となっています。 満員となった会場の薬剤師の先生方からは「参考になった」とのご意見や、本研究の進展のためのアドバイスなどを頂くことができ、これから薬剤師になっていく谷村君、秦君にとって大変有意義な時間を過ごすことができたものと思います。
平成29年度広島県薬剤師会在宅支援薬剤師専門研修会
2018年3月4日(日)、9:00-17:30まで、「平成29年度広島県薬剤師会
在宅支援薬剤師専門研修会」が、薬学部の医療薬学研究センターの
無菌調剤室で実施されました。
県下の保険薬局の16名の先生方が、中心静脈栄養法に使用する
高カロリー輸液製剤の調製について、基本から応用までの知識と無菌手技を
医療系教員の指導の下、学ばれました。
当日の研修の主な内容は、下記の通りです。
(午前の部)9:30-12:00
「注射剤と輸液」に関する講義と輸液剤仕分けの演習
(午後の部)13:00-17:30
手指衛生管理の実技
マスク・キャップ・アイソレーションガウンの着用
無菌手袋の着脱方法
基本的なシリンジテクニックの理解と実践
模擬注射処方せんに基づく輸液剤および高カロリー輸液剤の無菌調製
広島国際大学では、参加された薬剤師の先生方の注射剤・輸液剤に対する学修の
質を高め、医療現場でその成果を実践して頂きたいとの想いから、1日研修とさせて
頂いておりますが、参加者からは「時間が短く感じた」「よく理解できた」などの
意見を頂いており、好評を得ています。
第16回薬学部卒後教育研修会「フィジカルアセスメントセミナー2017」開催
10月15日(日)、午前9時から午後5時まで(丸1日をかけて)、広島キャンパスで標記セミナーを開催しました。
本学卒業生や主として薬局に勤務する薬剤師の方を対象に、体温、脈拍、呼吸、SpO2(経皮的動脈血酸素飽和度)、血圧などのバイタルサインの正しい取得法、シミュレーター(ヒト型のロボット)を用いた呼吸音や心音の聴診、などについて基本的な知識と技能を講義と演習で学んで頂きました。
さらに「在宅症例にチャレンジ」と称し、シナリオの在宅患者に施されている薬物治療を医・薬学的に検討・評価して、現在この患者に生じている問題点(副作用の発生)の解決策、すなわち、担当の薬剤師が取るべきベストプラクティスをグループワークでディスカッションし、グループ毎にその結果を発表して頂きました。もちろん、この課題シナリオ症例を検討するに当たっては、臨床の臨場感を持って頂けるよう、前述のシミュレーターから実地に身体的なバイタル・データを取って、グループの皆で検討するような研修スタイルに工夫しています。
本セミナーは研修内容が濃い上に、医師や看護師の本学教員から直接指導を受けることができるので、参加者の事後アンケートでは毎年高評価を得ております。卒後教育の機会提供は本学の社会的使命の1つであるところから、本セミナーは継続して実施する予定です。
「実務事前実習」でフィジカルアセスメント実習を実施
薬学部4年生は4月頭から「実務事前実習」に取り掛かっています。
来年から始まる病院や薬局での「学外実習」を想定し、薬剤師業務の基本である調剤や患者さんへの服薬指導など、より臨床に即したメニューを7月まで実施する予定です。
4月28日に、本学看護学部の先生方や看護学部の学生の皆さんのご協力を得て、「フィジカルアセスメント」の実習を行いました。
体温、脈拍、呼吸数、血圧測定など基本的なバイタルサインの取得法のほか、シミュレーターを使用した呼吸音や心音の聴取に学生たちは励みました。
医療現場において薬剤師による「フィジカルアセスメント」は、主として薬の副作用を早期に発見することを目的に行われていますが、薬学生たちはこの貴重な実習の機会を経て、さらに臨床、すなわち患者さんを意識した学びを進めてくれるものと思います。
広島県病院薬剤師会呉支部で講演しました
医療薬学研究センター配属の6年生である上田充展君が、広島県病院薬剤師会呉支部にて研究結果を発表・講演しました(2016/7/14)。 テーマは「D2受容体遮断薬服用患者における誤嚥性肺炎の発生に影響を与えるリスク因子の検討」です。 病気になった人とならなかった人の違いや、病気になる可能性がある人の特徴について、統計学を駆使した研究結果を発表しました。
事前実務実習 第3クール
事前実務実習の第3クールで、コミュニケーション実習を行いました。 患者さんから、薬を調製する上で必要な情報の収集や、薬を安全に使用してもらうために情報を提供する訓練を行います。 シナリオどおりの患者さんを演じることができる方々に協力頂きながら、よりリアルな環境で訓練することで、薬剤師として必要なスキルを身につけてもらいます。
広島県病院薬剤師会呉支部の親睦会に参加しました。
施設間の親睦を深め会員間の交流を図る目的で、広島県病院薬剤師会呉支部の親睦会が開催されました。
日頃、早期臨床体験や学外実務実習でお世話になっている薬剤師の先生方とゆっくり歓談できる貴重な機会です。
会の半ばからは、各施設の新人薬剤師の自己紹介あり、ビンゴ大会ありで大いに盛り上がりました。
総勢88名という大所帯でしたが、なんとそのうちの約20名が本学出身者です。
卒業生の成長した姿を見ることもでき、我々教員も大変有意義な時間を過ごすことができました。
事前実務実習 第2クール
薬学部では、5年次に病院、薬局で行われる長期実務実習に向けて、4年次に学内で事前実務実習を行っています。 本学では4月から7月にかけて本実習を実施しており、医療薬学研究センターの教員が毎日指導しております。 第1クールで基本的な手技を身に着け、第2クールでは厳しく管理しなければならない薬剤の取り扱い方法について学んでもらっています。 麻薬の取り扱いや注射薬の調製など、臨床現場での緊張感が伝わっているのではないでしょうか。 7月からは第3クールとして、コミュニケーションの学習になります。 これまでに得られた知識、技能を用いて、情報を単に伝えるのでなく、聞いたうえで選んで話す必要があります。 着実にステップアップしてもらいます!