薬学の世界

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天然物資源から研究 薬用植物園

台湾の医療視察に行きました。~中国医薬大学附属病院、博物館、栄民総医院、荘医院、漢方製造工場など訪問~

東亜医学協会主催の台湾医療機関・大学の施設訪問に、広島国際大学教員2名(中島正光教授、杉原数美教授)と卒業生2名、学生4名が参加した。

台湾の医療施設を8月14日から17日の間訪問した。複数の台湾有数の医薬大学と総合病院を訪問し、交流と病院など施設見学をおこなった。さらに、台湾の学生との交流をおこなった。スケジュール通りに進み、充実した訪問、見学であった。お互いの親交を深めることが出来た。

新聞報道など 1)台湾中央社 https://www.cna.com.tw/postwrite/chi/348856  2)中国医薬大学のホームページ掲載 https://cchimed.cmu.edu.tw/news/271

訪問先:①中国医薬大学および附属病院、②中国医薬大学附属博物館見学、③栄民総病院(1700床)、④生薬工場(順天堂台中工場)見学、⑤荘医院見学(台中)、⑥台北市内 漢方薬局見学

①  中国医薬大学および附属病院:中国医薬大学附属病院において病院長(顔宏融教授)、薬学部の複数の教授と交流を行った。

ⅰ 中島側から:1) 東亜医学協会理事長として挨拶および学会の紹介 2) 広島国際大学薬学部紹介 3)トピックス講演:漢方による薬剤性肺炎の診断方法について

ⅱ 顔宏融院長(教授)中国医薬大学側:1)大学の説明 2)病院の説明

病院内では中国医薬大学学生との英語による交流を行った。その後、院長自ら複数の附属病院内を案内していただきました。先進の多くの機器を有して感銘を受けました。

②   中国医薬大学附属博物館見学:多くの資料が陳列されており、医薬大学の大学院生に案内(詳しい説明)をしていただいた。

③     栄民総医院(1700床)

蔡部長をはじめ多くの先生の参加で交流を行いました。:

ⅰ 中島側から:1) 東亜医学協会理事長として挨拶および学会の紹介 2) 広島国際大学の紹介 3)トピックス講演:漢方による薬剤性の診断方法について

ⅱ 蔡部長 栄民総医院側:1)  病院の説明 2) 国際交流の現状  3) 研究内容

④   生薬工場(順天堂台中工場)見学:エキス剤作成過程の見学、残留農薬などの基準が厳格であることなどの説明を受けた。

⑤   荘医院見学(台中):台湾における漢方医院の診療内容を詳しく直接見、説明を受けることができた。

⑥ 台北市内 漢方薬局見学:台北市の迪化街にある漢方薬局数件を見学。生薬、エキス剤のほか、サプリメント的な薬湯セットが販売されているのを説明してもらった。

以下の新聞社(台湾で最も影響力のある新聞社)と中国医薬大学のホームページに我々の訪問の様子、内容が掲載された。

 

 

東亜医学協会の学術奨励賞を理事長・選考委員長である当教室の中島正光教授が富山国際会議場で開催の漢方治療研究会で2人の先生に授与しました。

東亜医学協会の学術奨励賞を理事長・選考委員長である当教室の中島正光教授が富山国際会議場で開催された第33回漢方治療研究会で2人の先生に授与しました。

学術奨励賞受賞者:福安悠介先生・石橋見季先生

漢方の臨床について

国立病院機構呉医医療センターの病院見学を行いました。

ゼミの学生が国立病院機構呉医医療センターの病院見学を行いました。

広島国際大学中島正光教授と関連している国立病院機構呉医医療センターの病院見学に行き、非常に有意義な経験ができました。薬剤師の日常業務や医療センターの最新の医療設備について詳しく学べたことができました。特に、薬剤部門での薬剤師の働き方や病院での薬剤師の重要性について学べたことは貴重であり、将来のキャリア選択に役立つと考えます。病院の最高水準のケアに触れることが出来たことも貴重でした。薬剤部長の藤田秀樹先生と田頭尚士先生には、病院見学を受け入れていただき、貴重な知識と経験を与えていただきましたことに感謝申し上げます。今回の見学は学生たちにとって大変意義深いものであり、将来の医療分野での貢献に向けて大いに励みとなると思います。

東亜医学協会(漢方の臨床発刊)の新理事長に選ばれました

本研究室の中島正光先生が東亜医学協会の理事長に就任されました。東亜医学協会は昭和13年(1938)に医師・薬剤師・鍼灸師らが流派を越えて大同団結し、発足した歴史ある学術研究団体です。『漢方の臨床』(月刊)を創刊、同誌は会員の学術研究発表・研鑽・交流の場として堅実な歩みを積み重ねています。「日本学術会議協力学術研究団体」に記載される会で、最も古い漢方の学術研究団体です。歴代理事長は、漢方の世界では名前を知らない先生はおられないと思われる漢方の最高峰の先生ばかりで、矢数道明先生、大塚恭男先生、寺澤捷年先生、花輪壽彦先生、秋葉哲生先生で、2023年4月より中島正光先生が新理事長に就任されました。また、理事、評議員は漢方を代表する先生達で構成されています。ぜひ、ホームページをご覧ください

協会のホームページ: https://aeam.jp/

第三医学研究会を開催しました。

山本巌先生(1924年~2001年)が、1989年に新しい形態の漢方医学である第三医学研究会を設立、その後、年4回の研究会を開催するに至った。2022年11月26日第三医学医学研究会を、中島正光教授が総合司会者としてWebで開催しました。

昭和大学医学部の二木芳人教授に薬学部6年生の特別講義を実施してもらいました。A special lecture by Professor Yoshito Niki (Showa University School of Medicine)

毎日のようにTVに出演されていました昭和大学医学部の二木芳人教授に、6年生の総合医薬科学の講義を行ってもらいました。現在のコロナウイルスBA5の急拡大を講義で予言され、的確ま対処方法などご教授いただきました。豊富な資料を使い、わかりやすく説明していただきましたので、学生、教員からもよく分かったと大好評でした。

 

 

 

 

 

漢方診療生涯教育セミナー開催 Held a Kampo (Traditional Japanese Medecine) medicine medical education seminar

漢方診療生涯教育セミナー開催を開催しました。風の漢方治療(中島正光先生・漢方診療学教授)、漢方の選択の仕方(木原敦司先生・ウオンツ西条店管理薬剤師)の二人が講演をしました。新型コロナウイルス感染症のパンデミックで、漢方治療の需要が高まっています。薬剤師、医師を対象とした臨床に役立つ漢方診療研修セミナーを開始し、風の漢方薬の選び方、投与時の患者への大切な注意点、指導などを学んでいただきました。今後も薬剤師に漢方は大切ですので、情報を提供していきたいと思います。参加希望者が多く、応募人者が定員をオーバーし参加できなかった先生がおられました。深くお詫びいたします。

多職種 KAMPO セミナー(~ 医療介護シームレスケアに漢方薬を役立てる~)を開催しました。We held a multidisciplinary KAMPO seminar (~ Use Kampo for seamless care for medical care ~).

座長広島大学大学院医系科学研究科老年・がん看護開発学教授宮下美香先生の司会で、生薬漢方診療学の中島正光教授と広島県薬剤師会薬事情報センターセンター長水島美代子先生が多職種Kampoセミナーを開催しました。水島先生から多職種だからこそ、関われるポリファーマシーについてわかり易く説明がありました。その後、中島先生から地域医療における漢方の活用として、薬剤師、看護師、介護職のみなさんが漢方を知り、さらにその効果を知ることにより、地域医療に貢献できることが説明されました。そして、夫婦関係、人間関係を良好にすることが漢方ではできることが説明されました。また、最近大変多い、起立性調節障害、不登校などと間違われる水毒、フクロー型体質について診断の仕方、治療の仕方が説明されました。

広島大学病院Kampo study seminarを開催しました。Hiroshima University Hospital Kampo study seminar was held.

生薬漢方診療学教室の中島正光教授が、漢方専門医として医師・薬剤師向けに広島大学病院Kampo study seminarを開催しました。

継続した複数の病院に対して漢方の診療セミナーを医師薬剤師向けに開催しました。We held the continuous medical Kampo (Traditional Japanese Medicine) seminars for physicians and pharmacists.

複数の病院に対して診療セミナーを医師薬剤師向けに開催しました。講演内容は「症例から考える実践漢方」です。市立三次中央病院、庄原赤十字病院、庄原市立西城市民病院、三次市国民健康保険甲奴診療所などを結びWeb会議システムを使い研修会を開催しました。できるだけ実践的に、患者の治療に役立つ内容の講習会を開催しました。

ノースキャロライナ大学薬学部学生に漢方のオンライン継続講義を開始。 We started continuous lectures about herbal medicine (Kampo medicine) to students at the University of North Carolina School of Pharmacy using Zoom.

ノースキャロライナ大学(University of North Carolina: UNC)は広島国際大学薬学部学生が毎年短期留学をおこなっている大学です(写真:UNCで参加した教育の研修会)。そして、UNCは薬学部教育部門で全米No1に輝く業績を上げています。当教室では2020年5月からUNCの薬学部の学生から依頼があり、日本とアメリカ間の継続的なZoomオンライン授業を始めました。

 

第29回漢方治療研究会【開催予告】

第29回漢方治療研究会(主催:東亜医学協会)で、2019年10月6日(日)、大阪市のOIT梅田タワーにて開催いたします。

今回は「書を読み、法を用い、未だ方を守らず、心を得るとなす」をテーマに、当日は特別講演2題「あたらしい「証」への挑戦」(演者:栁原茂人)、「兵庫県における漢方と中島随象先生のDNA」(演者:西本隆)のほか、特別企画、ランチョンセミナー、一般講演17題を予定しています。

会場のOIT梅田タワーは大阪中心部の大阪・梅田駅から至近(徒歩5〜10分程度)の施設です(アクセス:下図参照)。

第29回漢方治療研究会ポスター

第29回漢方治療研究会ポスター

OIT梅田タワーへのアクセス

OIT梅田タワーへのアクセス

 

 

A lecture to Pharm.D. exchange students (Mercer University and University of Tennessee) on Kampo medicine (Japanese herbal medicine)

Mercer University (MU) University of Tennessee (UT) からの交換留学生が広島国際大学を訪問し、生薬漢方診療学教室中島正光教授が漢方診療のレクチャーを行ないました。皆さんに日本独特の漢方に興味を持っていただけました。漢方のレクチャーの前にありました、本学薬学部学生とMUUT Pharm.D.の学生との発表会も素晴らしいものでした。中島先生は、この交換留学プログラムの世話を広島大学医学部時代から行っているそうです。写真は、レクチャー時の、MUUT及び本学学生の皆さんです。今後、本学薬学部の学生たちがグローバルな活動をしてくれるものと期待しています。

University of North Carolinaから漢方の学習にアメリカ人薬学生が来学

ノースカロライナ大学 University of North Carolina の薬学部生(Pharm.D.)である Kevin Lanzo さんが来学しました。本学薬学部の英語学の倉本充子教授からの情報で日本の漢方のことを知り、その学習のため来学されました。中島正光教授による漢方の基本のレクチャーを行い、さらに 2 年生の生薬学実習にも参加しました。

海外実務研修委員会(木村幸司先生、神垣真由美先生、前田志津子先生)ならびに倉本充子教授のアレンジで、瀧口益史教授の講義(食品衛生学)を受け、その夜は瀧口先生の家に宿泊しました。以前、本学から University of North Carolina に留学した学生たちも合流して歓迎会が開かれ、大いに盛り上がりました。

彼の研究テーマと漢方の考え方に共通するところがあり、今後も継続した関係をもつことになりました。

中島教授による漢方で使う生薬の解説

生薬学実習(薬学部 2 年次)に参加した様子

日本在宅薬学学会学術大会のシンポジウムで講演

第11回日本在宅薬学会学術大会において開催されたシンポジウム『薬物治療の幅を広げるための漢方薬処方提案』で中島正光教授が漢方診療における実際の患者の治療の仕方、上手に治療する方法を話しました。特に、当教室でも推進している、漢方薬を構成している生薬の薬能を考えて治療することの必要性を話しました。

中島教授の他、日本病院薬剤師会会長である木平健治先生(本学客員教授)による奥深い漢方および広島大学病院漢方外来の話、そして中西美那子先生、原田祐希先生、武川利信先生の症例提示、さらに『みいクリニック』院長である宮田俊男先生から実際の漢方外来での様子、漢方薬のビックデータの興味ある内容の話がありました。本シンポジウムには多くの先生が参加し、熱心に聞いていただきました。座長をしていただきました狭間紀代先生による情熱あふれる司会があり、漢方への思い入れが良く伝わりました。薬剤師が漢方診療を行なう喜びが良くわかるシンポジウムとなりました。

A lecture to Pharm.D. exchange students (Mercer University and University of Tennessee) on Kampo medicine (Japanese herbal medicine)

アメリカからの交換留学生に生薬漢方診療学教室中島正光教授が漢方診療のレクチャーを行ないました。最近、欧米でも生薬による治療は盛んですので、皆さんに日本独特の漢方に興味を持っていただけました。その後の本学学生とMercer University(MU)、University of Tennessee(UT)のPharm.D. の学生との発表会も素晴らしいものでした。

During lecture / 20180404 生薬漢方診療学 02

講義中の様子

 

after lecture / 20180404 生薬漢方診療学 01

講義後の集合写真

生薬漢方診療学が漢方塾特別講演を開催

薬剤師、医師向けの漢方の勉強会である漢方塾を開催しました。講演内容は伏見医院伏見章先生による『慢性腎臓病(CKD)に対する黄耆末の使用経験』、さらに久留米大学医療センター先進漢方センター女性外来・漢方内科による『女性外来へようこそ』でした。定員を超える参加者となり、活気に満ちた勉強会となりました。地域医療への役に立つ会となればと願っています。また、広島国際大学薬学部、広島大学薬学部、広島大学医学部の学生も参加し、学生の交流の場となり楽しい会になりました。

20180303 生薬漢方診療学 01

咲楽塾公開講座を開催

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生薬漢方診療学教室では、シリーズで継続して咲楽塾公開講座を開催しています。講演のタイトルは『専門医が話す、漢方で元気と笑顔を!-漢方の魅力をわかりやすく紹介-』です。
今回(2018年1月)は、漢方医学の気血水の“水”に関して勉強しました。その中でも特に朝起きれず、夕方から夜になると元気になるタイプのフクロウ型体質について話しました。小学生、中学生などの比較的若い頃から症状が出て続きます。特に朝の体の調子が悪く、眩暈がする、立ちくらみが強い、また子供の不登校などに関係する体質で、漢方が有効なことがよくあります。例えば苓桂朮甘湯などが効果を示します。生薬漢方診療学教室の5年生諸君の積極的な活動もありスムーズに公開講座が開講できました。学生の発表の教育にも繋がるものと信じています。
沢山の来場者の皆様から活気もいただけました。参加者していただいた約80人の皆様も真剣に講演を聴いていただき、笑いも交えて楽しい公開講座を開催することが出来ました。講演後のアンケート内容も素晴らしいご意見を頂き生薬漢方診療学としても嬉しく思っています。今後も継続して公開講座を開講したいと思いますのでよろしくお願いいたします。

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第15回現代漢方講座を開催

第15回現代漢方講座を開催(広島県医師会館)しました。会は満席となり大盛況でした。久留米大学医療センター副院長、先進漢方治療センター教授惠紙英昭先生にご講演をいただき、山本巖先生の教えを含めた精神科領域の実践的漢方治療を講演いただき、多くの医師、薬剤師から絶賛していただきました。まさに、明日からの診療に役立つとの声をいただき、主催者としても、大変嬉しく思います。

会の終わりに、生薬漢方診療学のメンバー、漢方塾のメンバー、世話人の先生の皆さんと写真撮影をしましたので掲載します。

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広島漢方研究会で漢方診療学の講義

今月の広島漢方研究会で講師として生薬漢方診療学の中島正光教授が症例などを提示しながら講義をしました。内容は、漢方交流会および一貫堂医学の歴史と説明が最初にあり、さらに処方説明として荊芥連翹湯の説明および使い方、また睡眠時無呼吸症候群患者における荊芥連翹湯の使い方などの話がなされました。その他、京口門診療所の山崎正寿先生、平野恵子先生、木原敦司先生の講義などがありました。鉄村努理事長の努力のもと、いつも広島漢方研究会では素晴らしい講義が行なわれています。
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生薬漢方診療学教室は呉市薬剤師会研修会を開催

呉市薬剤師会研修会を平成29年10月26日(木)、ビューポート呉で開催しました。これから、薬剤師は国民の医療を支えるキーとなる重要なポジションとなります。そして、かかりつけ薬剤師・薬局、さらに薬剤師が行なうセルフィメディケーション、在宅医療にとり漢方はなくてならない知識と技能です。生薬漢方診療学教室では『薬剤師 基礎から伸ばそう漢方バージョンアップ~薬能から考える漢方~』を開催しました。研修会参加者は100人を超え、真剣に漢方の診療を学んでいただきました。今後も継続できればと思います。今後も、広島国際大学生薬漢方診療学教室は薬能の知識を活用した理論的な漢方診療を実現できるように啓発活動を行なっていきます。

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生薬漢方診療学教室と卒業生とのジョイント

2016年度卒業生が研究室を訪ねてくれました。楽しく、薬剤師として立派に貢献できていることを聞き、喜びで一杯になりました。どんどんと研究会、学会に出席したいとのこと。今後が楽しみです。研究室で写真を取りましたので掲載します。地域に開かれた生薬漢方診療学教室を目指すために、薬剤師の先生方の教室訪問は大歓迎です。今後、呉地区で行なう漢方診療学の勉強会についての話しなどの意見を聞きました。研究室としては、薬剤師の漢方診療教育にも力を入れますので、今後も連携していければと思います。170927 生薬漢方治療学 01

医師、研修医とともに臨床研修会に参加

2017年8月5日、実践的知識が重要であるとの中島正光教授の考えの元、4年生と大学院生など計8人が中西重清先生主催の有名な研修医向けの臨床勉強会である中西道場に参加しました。研修医の手馴れたプレゼンテーションといつものように中西先生は眼力鋭く、熱心に、そして丁寧なポイントの指摘があり、教科書では決して得ることが出来ない疾患の病態把握の仕方、患者の見方、薬物を含めた治療、さらに薬剤の副作用、ポリファーマシーなどの実地の勉強をすることが出来ました。また、広島大学病院総合診療科准教授の溝岡雅文先生から薬剤の副作用についての症例の提示があり、どのような状況で、どのようにして薬剤の副作用が出現するのかなども研修できました。

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大田川病院で講演会を開催、その後病院薬剤部の見学

生薬漢方診療学教室の関係病院である広島市東区の大田川病院で睡眠時無呼吸症候群について田中恒夫院長の座長のもと中島正光教授が講演しました。同日、4年生の森下雅之君、兼重泰子さんが大田川病院の薬剤部の見学をしました。薬剤部の木平恭子先生に調剤の仕方、調剤時の注意点、機器の説明、薬剤師の業務拡大など薬剤部の実践的な部分を見学しました。講演、見学後の懇親会でも世界的な話し、さらに“かかりつけ薬剤師”の話などの意見交換が出来ました。

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咲楽塾公開講座『専門医が話す、漢方で元気と笑顔を!ー漢方の魅力をわかりや すく紹介ー』を開催

咲楽塾公開講座を行ないました。『専門医が話す、漢方で元気と笑顔を! -漢方の魅力をわかりやすく紹介-』のタイトルで、当教室の中島正光教授が講演しました。特に今回は漢方医学の気血水の中の血に関して勉強しました。生薬漢方診療学教室の学生諸君の積極的な活動もありスムーズに開講できました。参加者していただいた約80人の皆様も真剣に講演を聴いていただき、笑いも交えて楽しい公開講座を開催することが出来ました。講演後のアンケート内容も素晴らしいご意見を頂き生薬漢方診療学としても嬉しく思っています。今後も継続して公開講座を開講したいと思いますのでよろしくお願いいたします。

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当研究室の学生が医学部生、研修医とともに臨床研修会に参加

2017年4月1日、我々生薬漢方診療学の学生4人が中西重清先生主催の有名な臨床勉強会に出席しました。漢方を勉強するには西洋医薬学をしっかり知っておくことが大事と中島正光・生漢方診療学教授の考えの元、既に医師となっている研修医向けの勉強会ですが、参加しました。広島大学医学部学生、岡山大学医学部学生も参加している研修会で、疾患の診断、薬物を含めた治療、さらにポリファーマシーを勉強しました。講師の中西先生は眼力鋭く、熱心に、そして丁寧にポイントを指摘してくださり、教科書では決して得ることが出来ないことを教えてきただけました。薬学部学生への質問も多くしていただき、医師の山本先生、研修医の脇本先生の指導、コメントも大変勉強になりました。チーム医療において薬剤師として医療にどのように参加するのか考えて行きたいと思います。

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A lecture to Pharm.D. exchange students (Mercer University and University of Tennessee) on Kampo medicine (Japanese herbal medicine)

2017年4月4日、交換留学生に生薬漢方診療学教室中島正光教授が漢方診療のレクチャーを行ないました。最近、欧米でも生薬による治療は盛んに行われており、皆さんに日本独特の漢方に興味を持っていただけました。その後の本学学生とMercer University(MU)、University of Tennessee(UT)のPharm.D. の学生による発表会も素晴らしいものでした。写真は、レクチャー前の交流会に参加した、MU、UT及び本学の交換留学生(薬学部5年生)、University of North Carolina at Chapel Hillでの研修を終えた本学薬学部6年生及び研修予定の5年生、そして国際交流担当の三宅勝志医療薬学研究センター教授と記念撮影したものです。写真撮影していただきました木村幸司准教授、お世話いただきました英語担当の倉本充子教授ありがとうございました。
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漢方診療の勉強会「広島中医学研究会」に参加

2017年3月29日、漢方診療の研究会「広島中医学研究会」に参加し、楽しく勉強できました。薬剤師は漢方診療で開業でき、調剤薬局では漢方処方の調剤が急増し、薬局では患者さんから漢方相談を受けることも少なくなく、薬学生として勉強する必要があることを実感できました。研究会の最後に、参加した生薬漢方診療学の卒研配属生、中島正光教授と、演者の中本かよ先生(大阪漢方医学振興財団理事長)、甲斐広久先生(土谷総合病院内科)とともに記念撮影をしました。

生薬漢方20170329chuuigakukenkyuukai

2017年3月24日(金)〜3月27日(月)の日本薬学会第137年会(仙台)で発表します。

2017年3月24日(金)〜3月27日(月)に仙台国際センター他で開催される日本薬学会第137年会(仙台)で上田准教授が発表いたします。

発表演題は「Cadinane-Type Sesquiterpenes from Chamaecyparis obtusa and Their Antiausterity Activity」(発表番号26PA-pm031)、「ベトナム産スオウ Caesalpinia sappan 種子の新規cassane型ジテルペン」(発表番号26PA-pm033)の2題で、仙台国際センター会議棟2F、26日(日)午後にポスター発表します。

2016年9月24日(土)〜9月25日(日)の日本生薬学会第63回年会(富山)で発表いたしました。

2016年9月24日(土)〜9月25日(日)に富山国際会議場で開催されました日本生薬学会第63回年会(富山)で上田准教授が発表(ポスター番号:1P-59)いたしました。

2016年3月26日(土)〜3月28日(火)、日本薬学会第136年会(横浜)で発表しました。

2016年3月26日(土)〜3月28日(火)に開かれた日本薬学会第136年会(横浜)で2題発表(ポスター番号:28AB-pm203、29AB-am268)しました。

2016年1月21日(木)〜22日(金)、第8回武田科学振興財団薬科学シンポジウム(テーマ:生命分子から薬を創る - 中分子薬を中心に -)で発表しました。

2016年1月21日(木)〜22日(金)、第8回武田科学振興財団薬科学シンポジウム(テーマ:生命分子から薬を創る - 中分子薬を中心に -)で発表(ポスター番号P081)しました。

The 8th Takeda Science Foundation Symposium on PharmaSciences, “Biomolecule-Based Medicinal Science: Featuring Mid-Size Drugs,” 2016, 1/21-22, Suita, Osaka.

「日漢協 ニューズレター」(生薬学教室を訪ねてのコーナー)に記事が掲載されました。

日本漢方生薬製剤協会が発行する「日漢協 ニューズレター」95号(第32巻 第2号)のコーナー「生薬学教室を訪ねて」で当研究室が取材を受けました。
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