第29回漢方治療研究会(大会会長:広島国際大学生薬漢方診療学・教授中島正光)がOIT梅田タワーの常翔ホール(常翔学園:広島国際大学、大阪工業大学、摂南大学)で開催されましたが、大会前日に開催されたエクスカーションの様子が光野彩子先生により雑誌漢方の臨床に掲載されました。企画実行は光野彩子先生で、古くから続いてきた大阪の薬の町、道修町で見学、研修を行いました。案内役の中には医史学のスターである小曽戸洋先生、真柳誠先生がおられ、豪華なエクスカーションでした。
道修町は、船場のうち北から5番目の町で、かつては薬問屋があった名残から現在でも多くの製薬会社が軒を連ね、東京・日本橋本町とともに日本を代表する「薬の街」として知られます。医師、薬剤師には大変興味ある町です。沢山のご参加ありがとうございました。大変楽しい勉強になるエクスカーションでございました。以下に内容項目を記載します。

(文献:光野彩子,漢方の臨床,第67巻,2020)
①道修町ミュージアムストリート(田辺三菱製薬広報部・白石氏)
②講演「道修町の歴史」(「くすりの道修町資料館」深澤恒夫館長)
③くすりの道修町資料館見学(少彦名神社の社務所ビル3階・深澤館長)
④少彦名神社(神農さん)参拝
⑤武田科学振興財団杏雨書屋見学(小曽戸洋副館長、百瀬祐氏)
⑥田辺三菱製薬史料館見学(松本佑子氏)
⑦大日本製