2015.10.15 / 地域活性化支援プロジェクト『瀬戸内イキイキ』プロジェクト
大崎上島イキイキプロジェクト2015活動報告 天満区の高齢者サロンに参加!
学生が主体となって、地域と連携しながら社会貢献を目指す取り組みを支援することで、
学生の成長をバックアップする「広島国際大学チャレンジプロジェクト」制度。
短期間型のイベント実施型プロジェクトと、中・長期型の地域課題解決型プロジェクトを募集し、
1企画あたり50万円を上限とした奨励金を支給する制度です。
今回は、このプロジェクトの一環として、瀬戸内海にある大崎上島で
「大崎上島イキイキプロジェクト」のメンバー8人(看護学部6名、薬学部2名)が、
10/10(土)に天満地区の高齢者サロンに参加しました。
今回の目的は、サロンに参加した高齢者の方々との会食などを通じて交流を深めることと、
健康チェックや認知症予防に関する健康教育を行うことでした。
早めに着いたので、大崎上島を散策しました!
天満サロンでは、健康チェック、認知症予防の健康教育、
「コグニサイズ」という認知症の予防、認知機能の維持・向上に役立つ運動を実施しました。
健康チェックでは、血圧・脈拍・動脈血酸素飽和度測定を行いました。
参加された高齢者の方々は、健康に関する関心が高く「健康チェックができてよかった」
「酸素を初めて測りました」「血圧の値を見て安心しました」などの感想をいただきました。
また、会話を通して元気の秘訣なども教えてくださいました。
認知症予防の健康教育は今年度から新たに取り組みを始めたもので、不安もありましたが、
高齢者の方にとってはとても興味深い内容で、喜んで聞いてくださいました。
高齢者の方々へ質問の受け答えをするなどのコミュニケーションを図りながら、
手作りの資料を用いて健康教育を行いました。
認知症予防の運動の「コグニサイズ」は、グループを作り一緒に行いました。
それぞれの体調や体力に合った運動を楽しく行うことができるもので、継続の大切さをお伝えしました。
参加者からは「自宅でも継続していかないとね」という前向きな言葉も聞くことができました。
自分に合った運動の指標もここでご紹介させていただいたので、
高齢者の方々には毎日自分に合った運動を見つけ、新しい課題に取り組んでいっていただけたら幸いです。
少しの運動で身体がぽかぽかする「コグニサイズ」は、高齢者の方だけでなくどの年齢層でもできるものです。
皆さんもぜひやってみてください!
(コグニサイズ: http://www.ncgg.go.jp/cgss/department/cre/cognicise.html )
認知症予防のひとつに、「人と会って話をする」というものがあります。
大崎上島の高齢者の方々はこのようなサロンなどで人と会って明るく楽しい会話をしているからこそ、
毎日をイキイキと過ごせているのではないかと感じます。
90歳代の参加者は「来年も来てくれるなら長生きせんとね」と素敵な笑顔を見せていただき、
私達はこの活動をぜひ継続していきたいと強く思いました。
高齢者の方々は想像以上にお元気で逆に私たちがパワーをいただきました。
お話しさせていただく中で自分達の知らなかったことを教えていただくこともあり、
このような貴重な経験ができてよかったという感謝の気持ちでいっぱいです。
大崎上島の食材を使った美味しい食事もいただき、感動とともにとても楽しい時間を過ごせました。
高齢者の方々とお別れするとき、
「若い学生さんと交流できてよかった」「とてもよい勉強になりました」
「またお会いしたいです」「またおいで」
と声をかけていただき、名残惜しかったです。
全参加者の集合写真
今回のサロンに参加した学生からは、
・高齢者の皆さんはとてもお元気で驚いた
・高齢者の方と触れ合うことで皆がみるみる元気になっていくのが分かった
・ぜひまた大崎上島に行って、高齢者の方と接したい
などなど多くの感想が寄せられました。
この活動は1年生にとっては初めての、そして、4年生にとっては最後の活動になります。
自然豊かな大崎上島に住んでいらっしゃる高齢者の方々にまた会いにいきたいです。
次回の活動は、10/24(土)・25(日)に行われる呉キャンパス大学祭で
「大崎上島イキイキプロジェクト」の活動報告や大崎上島の紹介などを予定しています。
みなさん、ぜひ足を運んでみてください。
(今回の参加者および記事作成)
みかんの島を盛り上げ隊
看護学科 4年 井出上千春、植田恵美梨、橋本彩愛、2年 吉屋寿則、1年 小川弘華、林田智美
薬学科 2年 兼重泰子、小西史紗